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海野和男のデジタル昆虫記

アリの顔を60mmマクロで

アリの顔を60mmマクロで
2013年10月13日

 マイクロフォーサーズ用の60mmマクロは、フルサイズ換算で言えば2倍まで撮れるから、大型のアリならば顔面写真も可能である。この写真はストロボを使ってF11に絞った。実絞り(ニコンのマクロレンズの表示)で言えば等倍なのでF22に絞られていることになる。フルサイズと比べればさらに2絞り被写界深度が深いので、フルサイズで実絞りF44とだいたい同じ被写界深度になる。このような小型のものを撮影するにはフルサイズ、APS、フォーサーズ、1インチ、コンデジの順に被写界深度が深くなる。ただしレンズ交換のできないコンデジでここまでアップにできるのは限られた機種である。

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