2025/03/14 15:45 ウェザーニュース
今週末は前線を伴った低気圧が発達しながら本州の南岸付近を通過する見込みです。16日(日)は全国的に天気が崩れ、東日本の山間部で雪の積もるところもある見込みです。広い範囲で風も強まり荒れた天気となるおそれがあります。
明日15日(土)は東シナ海から前線を伴った低気圧が接近します。このため西から天気は下り坂で、九州では朝から雨の降る所が多い見込みです。
中国・四国も段々と雨が降り出し、夜までに近畿や東海まで雨の範囲が拡大するとみています。
関東も遅い時間ほど雨が降りやすくなるため、お出かけの際は雨具があると安心です。
低気圧が発達しながら接近するため、沿岸部を中心に風も強まります。横殴りの雨に注意してください。
明後日16日(日)になると低気圧が急速に発達しながら本州の南岸付近を東北東に進みます。このため、全国的に天気が崩れる予想です。
低気圧に向かって南からは暖かく湿った空気が流れ込むため、低気圧や前線の周辺では雨雲が発達しやすくなります。
西日本や東日本の太平洋側を中心に、強い雨に注意が必要です。
一方、北からは冷たい空気が流れ込みます。気温はそれほど上がらず、最高気温は東京都心で10℃、大阪12℃、福岡10℃、金沢では7℃の予想です。冷たい雨になるため、防寒が欠かせません。
東日本の山間部では雪になる所が多いとみています。標高の高いエリアを車で走行する予定のある方はこまめに最新の情報を確認し、冬用タイヤを用意するようにしてください。
北日本も次第に雪や雨の範囲が拡大し、山沿いを中心に湿った大雪となるおそれがあります。交通機関への影響や着雪、雪崩の発生などに注意が必要です。全国的に風も強く、荒れた天気になることがあるため、無理な外出は控えて家でゆっくり過ごすのも良さそうです。