2025/03/01 07:53 ウェザーニュース
3月スタートの今日1日(土)の朝は、西日本を中心に濃い霧が発生しているエリアがあります。
7時の時点で大阪府や広島県、福岡県など西日本の広い範囲、関東の一部で濃霧注意報が発表されています。車での移動はいつも以上に慎重に運転するようにしてください。
視程が1km以上10km未満なら「靄(もや)」、視程が1km未満の場合は「霧」と呼ばれます。
霧は空気中の水蒸気が気体から液体に変化し、小さな水滴となって空気中に漂っている現象です。水蒸気が気体として存在するのには限度があり、限度をこえると液体となります。
昨日28日(金)は西日本を中心に雨が降りました。地上付近にはまだ湿った空気が残っていて湿度が高く、各地で霧が発生している状況です。
ウェザーニュースアプリ利用者からの報告を見ると、西日本では瀬戸内エリアで濃い霧の発生しているところが多くなっています。7時現在、西日本はほとんどの地域で濃霧注意報が発表されています。
昼間は気温の上昇に伴って霧は徐々に解消していく見込みですが、霧が解消するまでは視界の悪化に注意が必要です。
車を運転する場合は速度を控えめにし、霧が濃い場合はフォグランプなども使用して安全を確保するようにしてください。
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)