2025/02/06 15:00 ウェザーニュース
すでに大雪をもたらしている寒波は強弱をつけながら10日(月)頃まで続く予想です。一時的に寒気のピークは越えるものの、北陸や北日本日本海側では8日(土)〜9日(日)にかけて再び寒気の影響が強まるため、大雪や暴風雪に警戒が必要です。
寒波の期間が長いことで、鉄道の運休や高速道路の通行止め、物流などへの影響が長引くことも懸念されます。随時最新の気象情報を確認するとともに、交通機関の発表する影響予測などを確認して混乱に巻き込まれないようお気を付けください。
寒波による雪や風の影響は強弱を繰り返しますが、寒さは10日(月)頃まで緩む気配はありません。西日本を中心に平年よりもかなり気温の低い日が続き、晴れる関東でも真冬の寒さが続きます。防寒を万全にして、体調を崩さないようにしてください。
一方、北海道は気圧配置の関係で気温が平年並みかやや高い日が多く、さっぽろ雪まつりの開催されている札幌市でも気温がプラスになる日が多い予想です。
寒波の影響が解消する来週中頃になると、気温は平年並みか高めに戻る見込みです。平年並みでも十分寒いものの、日差しの温もりを感じる日もでてきそうです。
東日本や西日本ではそろそろスギ花粉の飛散し始める時期になってきました。既に九州北部や関東、東海の一部では花粉の飛散が始まっています。来週中頃以降、気温が上昇すると花粉が飛びやすくなるため、花粉症の症状が出はじめる方が増えてきそうです。