明日は西日本で道路冠水などに警戒 日曜にかけ風も強く荒れた天気に

  • 2025年5月23日
  • ウェザーニューズ

2025/05/23 16:27 ウェザーニュース

明日24日(土)は梅雨前線が北上し、低気圧が西日本を通過します。西日本は雷を伴った激しい雨の降るおそれがあるため、道路冠水などに警戒が必要です。

明後日25日(日)にかけて雨の範囲は東日本や北日本にも拡大し、風も強く荒れた天気になります。

高知県や紀伊半島南部では雨量もまとまる

明日の朝には低気圧が九州の西に進み、梅雨前線が太平洋沿岸まで北上します。低気圧はやや発達しながら西日本を北東に進む見通しです。


低気圧や前線に向かって南西から非常に暖かく湿った空気が流れ込むため、周辺では雨雲が発達します。空気中に含まれる水蒸気の量を表す指標のひとつである相当温位は340K以上と、局地的には1時間に30〜50mmの雨を降らせるくらいの水準です。先日21日(水)と同等か、それ以上に強い降り方となる可能性があります。

九州や四国、中国は朝から雨の降る所が多く、近畿も昼頃までには雨が降り出す見通しです。一時的に激しい雨となるおそれがあり、九州や太平洋側の地域を中心に大雨警報発表の可能性があるとして、早期注意情報が発表されています。道路冠水や河川・用水路の増水などに警戒が必要です。

高知県や紀伊半島南部では、総降水量も多くなる可能性があります。土砂災害にも警戒してください。

東海や関東は日曜の午前中が雨のピーク

低気圧の東進に伴って、雨の範囲は東日本や北日本にも広がっていく見通しです。東海や関東などは明後日の午前中が雨のピークとなり、沿岸部を中心に雷を伴って強く降るおそれがあります。特に静岡県は、大雨に警戒が必要です。

また、低気圧が発達することで風も強まり、横殴りの雨になる所があるとみています。


低気圧が離れる西日本は北寄りの風が吹き込む日本海側で天気の回復が遅れ、雨の降りやすい天気が続く予想です。

5月末の週末で運動会が予定されている所も多いかと思われます。雨の影響を受ける地域が多くなりますので、最新の情報をこまめにご確認ください。

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