2025/05/21 05:33 ウェザーニュース
【 この先のポイント 】
・明日にかけては太平洋側で強雨注意
・週末は再び雨が強まるおそれ
・気温変化大 週後半は暑さ落ち着く
この先は梅雨前線が本州の南の海上に停滞する日が多くなります。雲の多い日が続き、前線が北上するタイミングでは雨が強まるおそれがあります。前線が南下すると晴れ間が期待できそうです。
明日22日(木)にかけては前線上に低気圧が発生して、西日本や東日本を中心に雨が降る見込みです。暖かく湿った空気が流れ込み、特に太平洋側では雨が強まり大雨となるおそれがあるため、最新情報に注意してください。
また、北日本も別の低気圧や前線の通過によって、雨の降るところがあります。大気の状態不安定になるので、落雷やあられにも注意が必要です。
その後は太平洋高気圧の勢力が若干弱まるため、梅雨前線はいったん南下して本州から離れる傾向です。このタイミングで沖縄では雨が降りやすくなり、平年よりもかなり遅い梅雨入りを迎えそうです。
23日(金)は本州付近ではいったん前線の活動が弱まり、日差しの届くところが多くなりそうです。
ただ、24日(土)になると再び前線が北上します。前線上に低気圧が発生して東へ進む見込みで、太平洋側を中心に雨の強まるおそれがあります。今月は土日に雨の降ることが多くなっていますが、今度の週末も西から雨となりそうです。
ただ、前線の位置についての予想は安定していません。わずかに南北にずれるだけで天気が大きく変わるため、予報の変化に注意してください。
明日22日(木)にかけては全国的に暑さが続き、関東から西の各地では30℃前後となる見込みです。夏のような蒸し暑さとなります。まだ体が暑さに慣れていない時期なので、脱水症や熱中症予防を積極的に行うようにしてください。
23日(金)頃からは上空に寒気が流れ込み、週後半は暑さが落ち着きます。一転して、平年よりも気温が低くなるところが多くなる見込みです。
この時期の特徴とはいえ、日ごとの気温変化が大きくなるので体調を崩さないように注意してください。