箱根ロープウェイで行く!大涌谷駅の新展望エリア「ちきゅうの谷」で大迫力の自然を感じよう

  • 2025年5月19日
  • Walkerplus

東京・新宿から小田急ロマンスカーで最速約75分、温泉や観光で人気の箱根湯本。温泉はもちろんケーブルカーやロープウェイなどで自然を感じることができるのも魅力。最近では外国人観光客も多く訪れ、活気に満ちている。そんな箱根に新たな観光スポットが誕生した。
大涌谷駅に2025年4月にオープンした新展望エリア「ちきゅうの谷」で地球を感じる!
大涌谷駅に2025年4月にオープンした新展望エリア「ちきゅうの谷」で地球を感じる!


■大涌谷駅の新展望エリア「ちきゅうの谷」
ロープウェイからの景色は特別
ロープウェイからの景色は特別

箱根湯本から箱根登山ケーブルカーを利用して早雲山駅まで向かうと、箱根の自然を眼下に楽しむことができる箱根ロープウェイに乗ることができる。新展望エリアがオープンしたのは早雲山駅の隣、大涌谷駅だ。

雄大な景観が広がる大涌谷駅
雄大な景観が広がる大涌谷駅

大涌谷は江戸時代まで“地獄谷”と呼ばれた箱根の代表的な観光スポットだったが、2016年9月以降は自然研究路への立ち入りが規制され、現在は引率入場方式で1日4回、各回30人限定の予約制での入場となっている。

新展望エリア「ちきゅうの谷」
新展望エリア「ちきゅうの谷」

そんな大涌谷を見渡すことができるのが2025年4月にオープンした新展望エリア「ちきゅうの谷」。標高1044メートルの駅前に広がる大地や蒸気が吹き上がり、硫黄の匂いが漂う、まさに“地球”を感じられる場所だ。

風をイメージしたデザイン
風をイメージしたデザイン

「風の輪テラス」からの眺めは最高
「風の輪テラス」からの眺めは最高

足元から吹き上げる風と音で地球や自然を体感できる「風の輪テラス」は、ダイナミックな大涌谷の魅力を一望できる。直径約18メートルの回遊テラスはベビーカー、車いすなどで移動することもできるので、小さな子どもを含め家族みんなで楽しめる。

「息吹のデッキ」
「息吹のデッキ」

足元から下が見える
足元から下が見える

谷の上に約11メートル突き出す「息吹のデッキ」は、高さ約8メートルのガラス張りで足元から下の景色が見えるので、ちょっとしたスリルが味わえる。大涌谷の蒸気が立ち上る様子は圧巻で、自然の偉大さをまざまざと見せつけられ、広がる大地に“地球”を感じつつ、絶景が望める。ロープウェイが通り過ぎる様子を間近で見られるのも特別感がある。

「谷のマルシェ」
「谷のマルシェ」

「谷のマルシェ」のフードとドリンク
「谷のマルシェ」のフードとドリンク

「大涌谷限定カレーまん」(左)と「梅まん」(右)
「大涌谷限定カレーまん」(左)と「梅まん」(右)

「ヴァレーソーダ」(左)と「ジオネード」(右)
「ヴァレーソーダ」(左)と「ジオネード」(右)

売店の「谷のマルシェ」では、お土産ものの販売のほか、ここだけのドリンクやスイーツなどを販売。大涌谷の蒸気をイメージし、ドライアイスを使った演出が楽しい「タニマルマフィン」(600円)や「大涌谷限定カレーまん」(420円)といった小腹を満たすフードが食べられる。ピンクグレープフルーツの果肉入りティーソーダ「ヴァレーソーダ」(650円)やレモンゼリー入りのレモネード「ジオネード」(650円)など、ドリンクも大涌谷にちなんでいる。

「大空のほとり」
「大空のほとり」

「谷のマルシェ」で購入したものは、「大空のほとり」で大涌谷の景色を眺めながら楽しむのがおすすめ。大涌谷の岩肌をイメージした「岩の巣ベンチ」は見た目と異なり柔らかい質感で、ゆっくり過ごすことができるので、ドリンクやフードを楽しむのにもぴったり。

■リニューアルした海賊船「ビクトリー」で芦ノ湖クルージング
海賊船「ビクトリー」
海賊船「ビクトリー」

山の次は湖ということで、観光で気軽に芦ノ湖クルージングを楽しめる海賊船「ビクトリー」も人気。こちらもこの春、特別船室がリニューアル。イギリス伝統のチェック柄の床タイルやチェスターフィールド調のソファを設置。ゆったり過ごしながら、コンセプトでもある“イギリスの文化と伝統を感じる豪華クルーズ”が楽しめる。

海賊船「ビクトリー」の特別客室
海賊船「ビクトリー」の特別客室

船の窓から景色を眺めながら過ごそう
船の窓から景色を眺めながら過ごそう

船内カフェにはビールバーを設置
船内カフェにはビールバーを設置

船内カフェではカウンターにビールバーを設置。湖上で優雅に生ビールを味わえる。もちろん、ソフトドリンクもあるので、お酒が苦手な人やファミリーでも約25~40分のクルーズのお供に好きなドリンクを楽しめる。

元箱根港にオープンした「パイレーツギャレー」
元箱根港にオープンした「パイレーツギャレー」

また、海賊船の発着場所でもある元箱根港には、新しくカフェ「パイレーツギャレー」がオープン。“海賊船内の厨房”という意味の店名通りアンティーク感のある内装はフォトスポットにもなりそう。

「スクエア宝箱パイシュー」
「スクエア宝箱パイシュー」

海賊船をイメージしたメニューが楽しめる
海賊船をイメージしたメニューが楽しめる

メニューも海賊船らしく、宝石箱をイメージしたBOXに入った「スクエア宝箱パイシュー」(各480円)や、骨付きソーセージをサンドした「パイレーツ・ドッグ」(950円~)。ルビーやサファイアをイメージした「宝石ジュレソーダ」(各700円)など、見ていてもワクワクするものばかり。フードやドリンクを購入して、海賊船の中で食べるのもOKなので、気になるメニューは早めにチェックしておこう。

■山のホテルの庭園で季節の花々と季節限定スイーツを楽しむ
山のホテルつつじ庭園の状況は事前に確認しよう
山のホテルつつじ庭園の状況は事前に確認しよう

初夏の時期なら、山のホテルに立ち寄るのもおすすめ。5月は「つつじ・しゃくなげフェア2025」を開催し、84種・約3000株にもおよぶツツジを見ることができる。今年はホテル開業77周年ということで、フェア期間中も無料で庭園を見学できる。「日本植物園協会ナショナルコレクション」に「後世に残すべき植物遺産」として認定されたツツジやシャクナゲを楽しめる。また、6月中旬ごろには約25品種230株のアジサイが見頃に。さらに6月と10月には庭園が約30品種200株のバラに包まれる。

山のホテル本館ラウンジの「ジャルダン」
山のホテル本館ラウンジの「ジャルダン」

せっかく山のホテルまで足を伸ばしたなら、庭園に面したホテル本館ラウンジで季節限定スイーツ「ジャルダン」(単品1000円、ドリンクセット1750円)を味わうのもいい。ツツジをイメージしたピンクのチュイルを飾ったスイーツで、小さなツツジ庭園のよう。ツツジが咲き誇る広大な庭園を眺めながら、「ジャルダン」を食べれば、目と舌でこの季節を楽しめる。

「ヴェル・ボワ」の「ブラッスリーコース」
「ヴェル・ボワ」の「ブラッスリーコース」

しっかりランチをいただくなら、フランス料理の「ヴェル・ボワ」へ。メインをワンプレートに盛り合わせた「ブラッスリーコース」(4200円)なら、ポタージュ、ワンプレートのメインディッシュ、パン、スイーツ、コーヒーか紅茶を気軽に味わえる。庭園を散歩したあとにゆっくりランチをするのにぴったりだ。

新しい観光スポットもあり、ますます楽しみが増えた箱根観光。特に春から夏にかけては気候もよく、緑も広がり天気のいい日の眺めは最高。東京からのアクセスもいいので、気軽に足を運ぶことができる。思い立ったらちょっと足を伸ばして箱根観光に出かけてみては。

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