藤沢駅から5分♪ 築100年の古民家カフェでランチ&ゆったり甘味時間「甘味とごはんや 八一」

  • 2025年5月19日
  • ことりっぷ


2025年3月、藤沢駅から徒歩5分の場所に「甘味とごはんや 八一(やいち)」がオープン。こちらのお店は、旧東海道藤沢宿の趣きを残す、築約100年のもとお米屋さんをリノベーションした古民家カフェ。歴史の息づく落ち着いた空間で、発酵をテーマにしたランチや、パティシエが腕をふるう和スイーツを楽しめます。心ほどける“おいしい時間”を味わいに、暖簾をくぐってみましょう。
藤沢駅北口から約5分。レトロさんぽが楽しい、旧東海道藤沢宿エリアに「甘味とごはんや 八一」はあります。
建物は、1929年に建てられたお米屋さんの母屋をリノベーションしたもの。両サイドに重厚感あふれる蔵もあり、その長い歴史を物語っています。
真新しい暖簾をくぐると、その先には年月を刻んだ趣深い空間が広がっています。
小上がりに設えられた場所には、伝統の息づく佇まいにしっとり溶け込む堀座卓の席が。そして、帳場の神棚や金庫が今も大切に受け継がれ、かつて米問屋だった頃の息づかいを感じさせてくれます。
ここに来たら、細やかな意匠にも目を向けてみて。木目をそのまま生かした自然木の欄間や千本格子、猫間障子(ねこましょうじ)が、歴史ある建物の魅力をより一層際立たせてくれます。
じっくり眺めてみれば、職人の技と自然素材が息づく“空間の美しさ”が伝わってくるはず。
さらに奥には、湘南の海を思わせる、さわやかなブルーを基調とした客席も用意。壁には藍と漆喰、さらに本物の塩を加え、独特の質感と深みのある色合いに。ここにいるだけで、ふっと気持ちが高揚し胸が躍ります。
一番人気は、しゅうまいがメインの「自家製しゅうまいと旬野菜のせいろ蒸し」。ぶりっと大きなしゅうまいを中心に、18穀米のごはん、汁物、漬物とともに、4品の小鉢が彩りを添える、贅沢な一膳です。
この日の小鉢は、トマトの塩糀和え、ビーツのポテトサラダ、菜の花の梅おかかなど。どれも手間ひまかけて丁寧に作られたものばかり。
「八一」を営むのは、30年以上にわたり藤沢の食文化を支えてきたヨンドングループ。「食から嬉しいことをしたい」という想いのもと、焼肉や韓国宮廷料理、お肉屋さん、カジュアルなダイニングなど、おいしいお肉を軸に複数店舗を展開。藤沢に根ざした食の魅力を発信し続けてきました。
しゅうまいに使うひき肉も、ヨンドングループこだわりのお肉を使用したもの。脂の甘みが強く、コクのある国産の「メス豚」のみを使い、せいろでじっくり蒸して旨みを引き出しています。
お食事系だけでなく、甘味も充実しているのが「八一」の魅力。パティシエが試行錯誤を重ねた、多彩な和スイーツが揃います。
「八一あんみつ」は、そんなパティシエのこだわりが光る一品。きび砂糖で仕上げたつぶあんと白・抹茶の2種の寒天、もっちり白玉などが織りなす、繊細な味わいのハーモニーを楽しめます。
こちらは、素材の良さを生かした、甘さに頼らない“大人のあんみつ”。甘みを加えたいときは、黒蜜と生姜を煮詰めたシロップをかけてくださいね。
「HATCHIパフェ」は、「八一」の「八」にちなんで、8種類の具材が詰め込まれた和パフェ。
最下層には自家製グラノーラを敷き、その上から、ほうじ茶ゼリー、柚子ソース、2種類のアイスなどを重ねています。トップにはほうじ茶とホワイトチョコのソースをかけ、さらにライスパフをトッピング。
食材が豊富だから、ひと口ごとに異なる食感が楽しい♪ どこをすくっても、新しい発見があります。
そして、米粉と豆乳で仕上げた「日替わり米粉シフォン」は、驚くほどしっとり&ふわふわ。気づけば笑顔がこぼれる、幸せな食感です。あんこやクリームをのせて、異なる味わいや風味を楽しんで。
食後にさっぱりとした甘味を楽しみたいなら、台湾生まれのスイーツ「豆花」をぜひ。豆花は、ぷるんとしたなめらかな口当たり。黒蜜と生姜の自家製シロップが、豆花全体をやさしい甘さで包みます。
粒立ちの良い、みりんで煮詰めた特製あんこが、豆花にベストマッチ。後味すっきりだから、最後のひと口まで飽きることがありません。
レトロな趣のある空間で、心もほどける時間を過ごせる「甘味とごはんや 八一」。ランチをじっくり味わうのもいいですが、こだわりのスイーツもたくさん。甘味を楽しみに、ふらりと立ち寄るのもおすすめですよ♪

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