東京ディズニーシーで“食の祭典”を楽しもう！2025年の注目メニューを実食レポ

2025年5月1日

東京ディズニーシー(R)では2025年6月30日(月)まで、“食で世界を巡る”をテーマとしたスペシャルイベント「東京ディズニーシー・フード&ワイン・フェスティバル」を開催中。食べ飲み歩きにぴったりな気持ちよい気候のこの時季に、東京ディズニーシーならではの魅力にあふれた食体験を楽しめる。開催2年目となる今年は、東京ディズニーリゾート(R)のシェフがスポンサー企業の商品を使って作り上げた、6種類のメニューが初登場。本記事ではこれらのメニューを実食した感想とともに、本イベントの楽しみ方を紹介しよう。

■2年目の今年はエンタメプログラムも楽しめる！
「東京ディズニーシー・フード&ワイン・フェスティバル」は、ファンタジースプリングスを除く7つのテーマポートで開催されており、なかでも中心となるのが、アメリカンウォーターフロントのニューヨークエリア。同エリアに位置するウォーターフロントパークとその周辺には、イベントの世界観が表現されたフォトスポットが登場している。

【写真】ミッキーマウスが旅をしながら食を楽しむ様子が描かれた、S.S.コロンビア号前のフォトスポット

さらに同所では、2つのアトモスフィア・エンターテイメント(小規模なショー)を実施中。料理人によって結成されたバンドが食にまつわる音楽を演奏する「ザ・グルーヴィ・ジャミン・シェフズ」と、清掃担当のキャストがユニークなパフォーマンスを披露する「ファン・カストーディアル」が行われており、タイミングが合えばこれらを鑑賞できることも。レストランの店内でゆっくり食事をするのもいいが、周辺の店舗で購入した料理やドリンクを持ってウォーターフロントパークへ向かい、そこに設置されている樽型のテーブルを利用して、食事を楽しむのがおすすめだ。

ディズニー＆ピクサー映画「レミーのおいしいレストラン」の楽曲などを披露する「ザ・グルーヴィ・ジャミン・シェフズ」

愉快な音を出しながら、マジックやパフォーマンスでゲストを楽しませる「ファン・カストーディアル」

■食の新しい魅力を発見できる新メニューが登場
今回筆者は、オフィシャルスポンサー6社が協賛したメニューを実食。普段からスーパーマーケットなどでよく目にするおなじみの食品が、パークならではのメニューに進化した品々は、驚きと発見にあふれていた。おつまみ系が2品、デザート系が2品、ドリンクが2品というラインナップのなかで、特に印象に残ったのが、カルビーのフルグラ(R)を使用した「スパイシーソーセージ&ブレッドカップ」(700円)。「ハドソンリバー・ハーベスト」で販売されている同メニューは、スパイシーなソーセージとシナモン風味のパンにBBQソースをかけ、フルグラをトッピングしたものだ。

さまざまな味、食感がミックスされた新感覚のおいしさ！「スパイシーソーセージ&ブレッドカップ(フルグラ使用)」(700円)

実際に食べてみると、ソーセージの辛味とパンの甘味、BBQソースの甘酸っぱさ、フルグラのザクザク食感が絶妙なハーモニーを奏で、その複雑なおいしさに感動！味覚の感じ方には個人差があるが、筆者はソーセージを飲み込んだあとも口の中に辛さが残った。しっかり辛いソーセージが味にパンチを効かせており、お酒にも合うこと間違いなし。辛いもの、甘じょっぱいものが好きな人は、ぜひ試してみてほしい。

もう一つのおつまみ系メニュー「チキンテンダー、ヨーグルト&オリーヴディップ(明治ブルガリアヨーグルト使用)」(650円)は、ヨーグルトのさわやかな酸味が活きたソースをディップすることにより、チキンテンダーがおしゃれな味わいに変身。ソースに入っているオリーブの風味も、いいアクセントになっている。同メニューを販売している「ザンビーニ・ブラザーズ・リストランテ」には、ワインも各種そろっているので、ペアリングを楽しむのもアリ！

柔らかな肉質のチキンテンダーを、ヨーグルトのソースでさっぱりといただける「チキンテンダー、ヨーグルト&オリーヴディップ(明治ブルガリアヨーグルト使用)」(650円)

デザート系メニューは「オレンジミルクのスモア仕立て、ナッツ添え(ダブルソフト使用)」(700円)と「バウムクーヘンのティラミス仕立て(ユーハイムバウム使用)」(750円)の2品が登場している。前者は「ドックサイドダイナー」、後者は「ゴンドリエ・スナック」でそれぞれ販売中。

ふわふわのダブルソフトにオレンジ風味のミルクをかけ、チョコとマシュマロをトッピングして焼き上げた「オレンジミルクのスモア仕立て、ナッツ添え(ダブルソフト使用)」(700円)

「バウムクーヘンのティラミス仕立て(ユーハイムバウム使用)」(750円)には、抽出後のコーヒー豆を活用した食べられるスプーンが付いている

そしてドリンクでも、新しいおいしさとの出合いがあった。「カフェ・ポルトフィーノ」で提供している「アイスレモンコーヒー(UCCゴールドスペシャル使用)」(700円)は、レモンの酸味がほどよく効いたアイスコーヒーで、暑い日にゴクゴク飲みたい一杯。さっぱりした味わいにハマる人も多いのではないだろうか。もうひとつの「レモンとピーチのフルーツアイスティー(キリン午後の紅茶レモンティー使用)」(800円)は、ウォーターフロントパークに停車している「フードトラック(レッド)」で購入できる。

写真左から「アイスレモンコーヒー(UCCゴールドスペシャル使用)」(700円)、「レモンとピーチのフルーツアイスティー(キリン午後の紅茶レモンティー使用)」(800円)

今回紹介した以外にも、イベント期間中は、趣向を凝らした多彩なメニューが勢ぞろい。各テーマポートならではの料理に加え、20種類以上のワインやビール、ソフトドリンクも種類豊富に登場している。また、一部のテーブルサービスの店舗では、ファンタジースプリングスのアトラクションをモチーフにしたコース料理を提供するなど、幅広い楽しみ方が用意されているのも魅力だ。お腹いっぱいになるまで食べて、飲んで、「東京ディズニーシー・フード&ワイン・フェスティバル」を満喫しよう！

イベントに合わせて登場した「ホタテガーリックバターポップコーン」(レギュラーボックス400円)。以前から人気のガーリックシュリンプ味と似た系統だが、こちらのほうがマイルドな印象だった

「レストラン櫻」のテラス席で味わえる「豚角煮のアップルマスタードソース」(650円)。濃厚な豚の角煮に、リンゴのフルーティーな酸味が効いたマスタードソースがベストマッチ！

「ゴンドリエ・スナック」で販売中の「スペシャルソフトドリンク(苺ミルク)」(700円)。凍ったいちごがたっぷり入った、フローズンタイプのドリンク

取材・文=水野梨香

※記事内に価格表示がある場合、特に注記等がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。

※紹介しているメニューの内容は、予告なく変更になる場合があります。また、在庫状況により、イベント期間中であっても品切れや販売終了となる場合や、イベント期間終了後も販売を継続する場合があります。

※20歳未満の者の飲酒は法律で禁じられています。

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