会社が合わずストレスから過食に走り、気づけば体重にも変化が。「満腹感が得られると、心も満たされた」【作者に聞く】

  • 2025年3月17日
  • Walkerplus

SNSで自身の体験を中心に漫画を描いているけろちゃんさん。なかでも新卒で入った会社でパニック障害と適応障害を発症し、ニートになるまでの体験を描いた作品には大きな反響があり、「休職中の生活」や「職業訓練校で学んだこと」などの描きおろしを加えて電子書籍化された。

本記事ではその電子書籍「とりあえず生きてる! ~新卒1年目で心を病んだニートが社会復帰した話~」から一部抜粋・編集してご紹介。今回は、体調の変化について。なんとなく会社と合わないと感じながらも働き続けていたが、徐々に朝起きるのがつらくなり、ぼーっとすることも増えたそう。




■仕事から帰り一人になると、大量に食べてしまう…
このころから食べる量も増えたと振り返るが、食べることでストレスを発散していたのだろうか。

「高校生のころに初めて過食症になり、それ以降はストレスがたまる度、食に走っていました。なのでこのころもストレスがきっかけで、過食症が再発してしまったんです。満腹感が得られると心も満たされたので、安心感を求めるために食べていましたね」

朝ごはんは食べず昼食は普通サイズのお弁当のみだったが、仕事から帰り一人になると大量に食べてしまっていたという。当時はどれくらいの量を食べていたのか聞いてみた。

「平日は中サイズのレジ袋1袋分のおかずと、2~3合分の米を平らげていました。休日は中サイズのレジ袋2袋分のおかずと、2合分の米を一晩で平らげていました」





「普通に太った」と当時を振り返るが、どれくらいの変化があったのだろう。

「私は吐かないタイプの過食症だったので、1年で20キロ近く太りました。学生のころは、最高で体重3桁まで増えたことも…。なんとか頑張ってダイエットして、約3年で50キロ台まで落としました。今でも増減はありますが、だいぶ落ち着くようになりました!」

体調がおかしいことをなんとなく感じつつも、周りに相談できる人はいなかったそう。波乱万丈の実体験を描いた漫画にぜひ注目を。

取材・文=石川知京

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