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「このあたたかさもそのうち…」老いた愛犬を抱き上げて感じた不安と愛おしさ。ペットの介護を描いた漫画に共感の声続出

  • 2024年4月11日
  • Walkerplus

2024年のGWは4月30日(火)、5月1日(水)・2日(木)の3日間休めば4月27日(土)~5月6日(振休)の最大で10連休に!おでかけするのもよし、おうちでゆっくり過ごすもよし、各々の楽しみ方で休日を満喫したい。本記事では、おうち時間のお供におすすめの漫画をピックアップして紹介する。

今回紹介するのは、2024年2月に投稿されたあみだむく(@higemoku)さんの漫画「愛犬の老いに直面する話」。8.2万超えのいいねを獲得し、大きな反響を呼んでいる。大切なペットとはずっと一緒にいたいが、犬や猫はどうしても人間より早く老いてしまう。そのとき飼い主はどう向き合っていくのか。本作の誕生秘話や実体験などについて、あみだむく(@higemoku)さんにインタビューした。


■たった1週間で別の犬のように変化していく
主人公の青年が愛犬の老いに向き合う心情などがリアルに描かれている本作。作者のあみだむくさんが14歳半ば頃から急激に老いて行く愛犬を見て、いつか終わる日を意識したことがきっかけで生まれたという。不安な気持ちを少しでも前向きにしたかったのと、犬との他愛ない出来事を覚えておくために漫画にしたとのことで、ほぼ実話に近い。

介護をしていた当時は、愛犬が老いて変わっていく様子に気持ちがなかなか追いつかなかったという。

「人間よりもさらに早く老いて行くのでたった1カ月や1週間でも別の犬のように変化してしまいます。これから本格的な介護が始まるだろうと思った矢先に、もともと患っていた腎臓病が急激に悪化して愛犬は亡くなってしまったので、私はそこまで長く本格的な介護をしたわけではないのですが、その老いの速さを目の当たりにしていると気持ちが追いつかず、焦りが出てきて不安を感じていました」

■今後もさまざまなジャンルで描いていきたい
生きる活力は漫画と愛犬だというあみだむくさん。小学生のときに友達と遊びながら描いていたのが漫画を描く始まりだった。その後、しばらく鉛筆で完成しない中途半端な漫画ばかり描く時期が続いたが、漫画家になるつもりで大学卒業後に通った専門学校で初めて漫画を仕上げたという。

今後について聞いてみると、「これまでバラバラなジャンルで漫画を描いているので今後もさまざまなジャンルで描いていきたいと思っています。歳を重ねるごとに描きたい題材も変化してきたと感じているので、その時々に思ったことや感じたことを上手く漫画に描き出せたらいいなと思います」と語ってくれた。

また、あみだむくさんが描いた「ラプソディ・イン・レッド」第3巻が2024年2月に発売された。不器用で孤独な高校生がピアノとの出合いをきっかけに、人と繋がる喜びに目覚め、成長を遂げていく物語だ。本作とはうってかわった青春音楽譚も、ぜひ手に取ってみてほしい。




取材協力:あみだむく(@higemoku)

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