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【実話】DV夫やモラハラ被害に苦しむ人が夜逃げを決意!?「生きるきっかけになってくれたら」と著者がエールを送る【作者に聞いた】

  • 2024年4月13日
  • Walkerplus

宮野シンイチ(@Chameleon_0219)さんが描く「夜逃げ屋日記」は、DVやストーカー被害などに遭う依頼者を夜逃げさせた実話をもとに描かれた漫画だ。X(旧Twitter)のフォロワー数は5.4万人(2024年4月4日現在)、書籍も発売されて人気も急上昇している。今回は著者に本作の印象的な回や裏話などについて聞いた。


――宮野シンイチさんにとって、印象的な回についてお聞かせください。

全部印象深いのですが、個人的に戦車のプラモデルの回(は7〜10日目)か学歴DVの回(31〜35日目)です。個人的に深く関わらせていただいたものは、やはり印象に強く残りやすいですね。

――社長を含め夜逃げ屋スタッフのキャラクターが個性的ですね!実際の人物を参考に描かれているのでしょうか?

もちろん全員参考にはしているんですが、実在の人に寄せている度合いはキャラそれぞれです。因みにデンゾウさんは、実際の夜逃げの際に依頼者さんがビビるくらいには寄せて描いてます。

――宮野シンイチさんが夜逃げ屋で働く前と現在では、心境面などで何か変化はありましたか?

夜逃げする人もその原因になった人も、本当に社会に溶け込んでいてその辺にいるごく普通の人たちとなんら変わりないんだなというのは、やってみて初めて感じたことです。一番大きな変化だったかもしれませんね。

――「夜逃げ屋日記」第2巻が発売されました!その後の反響はいかがですか?

いやーほんとに「買いましたよ!」という報告を多数いただいて感謝です。買ってくださった皆さん本当にありがとうございます。この調子で3巻が出せるように引き続き頑張らせていただきます!

――家庭内DVやモラハラなどで悩んでいる読者の方にメッセージをお願いします。

夜逃げ屋が関わった方がいい案件であろうとなかろうと、何か苦しいことから逃げられずにもがいている人に届き、生きるための逃げるきっかけになってくれたらいいなと、描き始めたころからずっと思っています。もし何か感じたことがあれば、安全を確保した上で、一歩踏み出してみてほしいなと思います。

「夜逃げ屋日記」は2024年2月に第2巻が発売し、著者と夜逃げ屋の社長との対談(前編/後編)も実現している。夜逃げ屋に興味がある方はぜひ読んでほしい!




取材協力:宮野シンイチ(@Chameleon_0219)

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