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【実話】36年間虐待され続けた男性!?地獄のような家族から解放され新たな人生を歩み始める【作者に聞く】

  • 2024年3月30日
  • Walkerplus

宮野シンイチ(@Chameleon_0219)さんが描く「夜逃げ屋日記」は、DVやストーカー被害などに遭う依頼者を夜逃げさせた実話をもとに描かれた人気漫画だ。今回は過去に紹介した家庭内で巻き起こるDV被害をテーマにした2作品を紹介するとともに、現在も夜逃げ屋で働く著者に依頼者の印象についても伺った。


■36年間両親から虐待を受けてきた男性
今回の依頼者は村田敏夫さん(36歳)。幼い頃から出来のよい兄と比べられて、敏夫さんは両親から長年虐待され続けてきたという。父が他界したことをきっかけに夜逃げを試みたが、諸事情でこれまで5回も夜逃げを延期。最後の一回は大量の睡眠薬を飲んで自殺未遂で入院している。今回もあと30分で出かけていた兄が帰って来てしまうという緊迫した状況の中、社長やスタッフは大急ぎで作業を進めるが、衝撃的な出来事が待ち受けていた…。


現在も夜逃げ屋のスタッフとしての顔を持つ宮野シンイチさん。著者に当時の村田さんの印象について聞くと「失礼な言い方かもしれませんが、年齢よりもかなり老けていたので、最初は本人だと気が付きませんでした。この方が村田さんだと知ったときは、本当に驚きましたね…」と話してくれた。



■外面のいいDV夫から夜逃げを決意した親子
続いての依頼者は、石田理恵さんと息子のトモキ君。人格者として知られる旦那だが、家族に暴力を振るう日々に耐え切れず夜逃げを決意。スタッフが石田家に行くと、左目に大きなあざがある理恵さんが迎えてくれた。深刻な事態を察したスタッフはすぐに作業に取りかかるも、精神的に限界の理恵さんはスタッフの対応にもイライラして「もっと早くしてください!」と大声を上げてしまう…。年頃のトモキ君も次第に心を開いていくが、両親に対するある想いを抱いていた。




今回は家族によるDV被害をテーマにした2作品を紹介した。「夜逃げ屋日記」は2024年2月に第2巻が発売し、著者と夜逃げ屋の社長との対談(前編/後編)も実現している。興味があればぜひ読んでみて!




取材協力:宮野シンイチ(@Chameleon_0219)

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