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朝からホラー漫画で目覚め「トンネルの先から自分を呼ぶ声を耳にした少年…」手招きする方へ向かった彼を待ち受けていた恐怖に戦慄!【作者に聞く】

  • 2024年3月2日
  • Walkerplus

X(旧:Twitter) を中心にさまざまな漫画を公開している紫咲甘藍(@hitsuji_kanran)さんの短編ホラー「怪逅」が、SNSを中心に話題を集めている。放課後の教室で怪談話を語り合う女子生徒たちの様子が描かれる本作だが、そこで語られる3つの怪談話は、いずれも予想外の展開を見せ読者を恐怖に陥れた。今回、作者の紫咲甘藍さんに本作について話を伺った。


■「ごく普通の生活を送るなかで出合ってしまう『身近な恐怖』が好きなホラーだった」

本作が誕生した経緯について、紫咲さんは「この漫画は、とにかく自分の好きなようにホラー漫画を描こう!ってところから始まりました。心霊スポットに行くとか降霊術をするとかではなく、ごく普通の生活を送るなかで出合ってしまう『身近な恐怖』が好きなホラーテーマの1つだったので、せっかくなら読んでくれた読者が『もしかしたら自分の周りにもいるかもしれない…』って思ってもらえるような雰囲気や世界観を出そう!と思って制作しました」と明かす。

本作には3つの怪談話が登場するが、その中でも特に気に入っているエピソードを尋ねると、「どのお話も自分の『好き』をめちゃんこ詰め込んだお話なので、お気に入りを1つに絞るのは難しいです…。3つのお話ひっくるめたこの漫画まるまる1作が、お気に入りです!」と告白。いずれも思い入れの強い話のようだ。

本作で怪談話を描いているが、紫咲さん自身の恐怖体験は「私自身は霊感が全くないので、残念ながら体験したことはないです」とのこと。一方で、「通っていた高校がわりとそういう噂のある学校で、『夜の見回り中に調理室のドアがひとりでに開いた』とか、『放課後の補習中に、その場にいた生徒じゃない誰かの先生って呼ぶ声が聞こえた』とかを体験した先生たちの話がありました」と、身近な心霊体験について教えてくれた。

最後に、「私の漫画を読んでくれた方、知ってくれた方、“人ではないナニカ”って以外と身近にいるもので、たとえば古いトンネルの先とか、たとえば昔よく遊んでいた公園とか、たとえば…、これを読んでるあなたの隣とか…。そんな風に思っていただけたらうれしいです。またどこかで漫画や名前をお見かけしましたら、よろしくお願いします!」と、読者へメッセージを寄せた。



取材協力:紫咲甘藍(@hitsuji_kanran)

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