サイト内
ウェブ

「昭和か!」と突っ込みたくなる懐かしい展開「こりゃバグだな…」想定どおりの結末に笑うしかない【作者に聞く】

  • 2024年4月1日
  • Walkerplus

アメリカは、自販機の数が日本に比べて少ない。さらに、治安が悪い地域にはほぼなく、ほとんどが屋内に設置されている。現在カルフォルニア州のロサンゼルスに在住しているkasutera(@kasutera5)さんは、アクターとして活躍中で英語と日本語両方の声優の仕事もこなしている。そんなkasuteraさんが投稿したアメリカの自販機に関するあるある漫画には、日本でも昭和の時代に多発していた事象が描かれていて、その時代を知っている者にとっては懐かしくて思わず笑ってしまう。しかし、アメリカでは現在も日常的に起こっており、立て続けに起こると笑えない現象のようで…!


ある日、自販機を見かけたkasuteraさんは「自販機だ!珍しい~」と喜び、友人たちに「何か飲む?おごるよ」と声をかけた。「ごちでーす!」と喜ぶ友人たち。しかし、その数秒後、想像どおりの安定の悲劇が幕を上げた。思わず「昭和か!」と突っ込みたくなる展開だ。日本では技術の進歩により近年こういうトラブルを目にすることはおろか、耳にすることもなくなったが、アメリカではどうなのだろうか?この自販機エピソードについてkasuteraさんに話を聞いてみた。

――日本では当たり前に見かける自販機ですが、アメリカでは「珍しい」と感じるほど少ないのでしょうか?

日本と比べるとめちゃくちゃ少ないです。体感で100分の1、下手するともっと少ないですね。そして屋外では全くと言っていいほど見かけません。やはり治安の問題だと思います。日本のようにあちこちに、なんなら路地裏にまで自販機を設置した日には速攻破壊されて中身を奪われると思います。

――冷たいドリンクは売っているけどホットはない、とも聞きますが…?

今まで気にしたことなかったですが、言われてみればホットのドリンクは私も見たことがないです!友達に聞いても“ない”と言っていました。自販機のスペック不足なんですかね?

――アメリカの自販機では、ドリンクが詰まって出てこないことが日常茶飯事なんですね。そういうときの対処法はありますか?

ないです。でもとりあえず叩きます。正直、叩いても揺すっても詰まった飲み物が出てくることはかなり稀だと思います(笑)。それでもとりあえず叩くんだと思います。イライラも乗せて(笑)。

――日本では、ラーメンやケーキ、さらには化粧品や仏像の自販機まで登場しています。アメリカならではの自販機はありますか?

日本ほど種類はありませんが、アメリカでも飲み物以外にクッキーやポテチなどスナック菓子を売っている自販機も多数存在します。もちろんそれらのハイブリッドも。アメリカらしいエピソードで言えば、国民の肥満率上昇に伴って、学校内に設置する自販機で販売する菓子や飲料に、カロリーや脂質の量の制限をかけた州もあります。

今回紹介した自販機のエピソード以外にも、アメリカで実際に出くわした詐欺の話や、日本ではありえない“店員VS客”のバトルなど、日本とは異なる文化ゆえの仰天エピソードがいっぱい!ぜひkasuteraさんのSNSをのぞいてみて!漫画の更新頻度は「現在は月に1~3本のペースです」とのこと。規格外のエピソードや、意外と世界共通なのね…とクスッと笑えるエピソードなど盛りだくさんそろっているのでぜひチェックしてみよう。


取材協力:kasutera(@kasutera5)

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。

掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。
Copyright (c) 2024 KADOKAWA. All Rights Reserved.