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恋愛に家庭環境は影響する…?恋人に父性を求めてしまう女の子の漫画【作者に聞いた】

  • 2024年1月10日
  • Walkerplus

X(旧Twitter)上で数万いいねを獲得する“万バズ”漫画を連発している漫画家、港区カンナ(@mina_kan_chan)さん。ウォーカープラスでは、彼女の新作漫画「東京モブストーリー 〜ヒロインになれない私たち〜」を連載している。本作は「少女漫画の主人公になれない」女の子たち4人を描く群像劇で、今回は思わせぶりな行動で男性を翻弄する女性「るか」編の6回目。描かれている内容について作者にインタビューした。


■アラサー女性のリアルな心情を捉え共感を呼ぶ
港区カンナさんは、2023年3月から漫画の投稿を開始し、約半年間で10万フォロワーを獲得。「恋愛」「婚活」「闇深」をテーマに、男女のすれ違いや、女性が抱えがちなコンプレックスを作品にしている。リアルな心情を捉えた漫画は大きな共感を得たり、ときに引用ポストやリプライで議論が巻き起こったりする。

漫画「東京モブストーリー 〜ヒロインになれない私たち〜」は、それぞれタイプの違う「こじらせ方」をした25歳女性4人の恋愛群像劇だ。タイトルの通り、「本当は少女漫画の主人公みたいになりたいのに、脇役のような生活をしている」女性たちを描く。

■港区カンナさんにインタビュー
――るかの恋愛観の形成に父親の影響があるというストーリーにした理由はありますか?

「父親のような人と付き合いたい」「父親とは正反対の人と付き合いたい」など良くも悪くも父親が恋愛観の基準になっている女性が周りに多かったので取り入れました。

――恋人に親の理想像を投影してしまうことは男女ともに共感する人が多いと思います。なぜこのようなことが起こると思いますか?

1番近い関係性である親に対して「こういうところが好きだった」「こうしてほしかった」という思いは誰しもあると思います。恋人のような特別で親密な関係になると無意識に重ねてしまうのかなと。

――るかはなぜ「彼には私しかいない」と感じることにうれしさを感じるのでしょうか?

るかは愛情に飢えていてとにかく手頃でわかりやすい愛情表現を好むからです。自分のために不安になったり焦ったりと、感情が揺さぶられている姿を見て愛されていると実感しているのだと思います。






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