サイト内
ウェブ

素直になれず勇気も出せず平行線のまま変わらない日常。一歩を踏み出せたのは一人じゃないって気付いたから【作者に聞く】

  • 2024年1月14日
  • Walkerplus

自身がうつ病になったときのことを描いた「入社1ヶ月でうつ病になった話」や「元カレに浮気された話」などのエッセイ漫画や、オリジナルキャラクターのきょうりゅうさんが登場する創作漫画「そばにいてくれるきょうりゅうさん」などをSNSやブログで発信しているはんなみ(@yowai_daihyo)さん。辛い経験を赤裸々に描いた作品に、「救われた」「私だけじゃなくて安心した」「休む勇気が出ました」などのコメントが寄せられ、優しい絵のタッチに癒やされる読者も多い。

ウォーカープラスでは、はんなみさんがこれまでに体験したり、感じたりしたことをベースに描かれた創作漫画「そばにいてくれるきょうりゅうさん」を完全リメイクし連載中。SNSやブログで発信してきたストーリーを踏襲しつつも、新しいエピソードを入れ込みながら展開していく。

今回は、女性(せつな)の両親が会いたがっていると知って久しぶりに実家へ電話をする話。受話器から聞こえる母の声、隣ではきょうりゅうさんが寄り添ってくれている。せつなは勇気を出すことができるのか。作者であるはんなみさんのコメントと共に紹介する。

■一人じゃないことを改めて実感する
――はんなみさんご自身が、なかなか勇気が出せずに変えられないことはありますか?

「行ったことないところに行くのが苦手なこと!ご飯屋さんも行き慣れたチェーン店ばっかりだし頼む物もいつも同じ定番メニューで(笑)。行ったことないカフェとか話題の新メニューとか気にはなるけど、結局、安定を求めていかないことが多いです。フッ軽な人が羨ましい!」

――逆に、一歩を踏み出して変えられたことはありますか?

「婚活!結婚願望が強かったので、元彼に浮気されてから今の旦那に出会うまで、出会いに関してめちゃくちゃ積極的に頑張った結果、今、割と幸せに生きているので、あのとき一歩踏み出して頑張った自分に感謝してます(笑)」

――はんなみさんがご家族との付き合い方で「難しいな」と思うことと、「家族っていいな」「家族だからよかったな」と感じることを、それぞれ教えてください。

「家族といえど距離感は大切だと思っているので、血が繋がっていることを理由に甘えすぎたり頼りすぎたりはしないよう気をつけています。でもやっぱり頼ったり甘えたりしちゃうこともあって、でもそんなときでも嫌な顔せず受け入れてくれるところに感謝しています。子どもができて、自分の家族にも旦那の家族にも改めてありがたみを痛感してます」

今回の話で読者のみなさんへ伝えたいことを尋ねると「勇気を出すのって簡単なことじゃないので、もし近くに応援してくれる存在がいるのならそれは幸せなことだなって思います。一人じゃないって、きっと当たり前のことではないので!」と話してくれた。



キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。

掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。
Copyright (c) 2024 KADOKAWA. All Rights Reserved.