
春から始まった2023年のプロ野球。日本シリーズは関西ダービーが話題となり、第7戦までもつれる死闘のすえ、阪神タイガースが38年ぶりの日本一に輝いた。
今季から「声出し応援」が解禁され、4年ぶりにスタンドから声を届けることができるようになった。外野席から応援歌に思いを乗せる人、スタンドで球団グッズを身にまとっている人、一球速報に手に汗を握っている人…球場でも自宅でも、プロ野球ファンの応援スタイルは実にさまざまである。
ウォーカープラスでは、そんな愛すべき姿を「プロ野球を愛しすぎている人たちの生態」と題し、大のプロ野球ファンである著者・さとうもぐも(@mogumo_sports)さんを迎え、著者の実体験とファンの人の声を聞いて作り上げた“プロ野球ファンあるある”を、さまざまな角度からお届けする。
今回は、球場によくいる“熱い人”についてのエピソード。その熱狂っぷりは、野球観戦の醍醐味でもあり、選手を鼓舞しパワーを与える存在だ。あなたもどこかで出会ったことがあるのでは?
■著者が考える、球場によくいる熱い人“あるある”の一例
あるある(1)――熱すぎるゆえに声が大きい。選手別の応援歌、球団歌が完璧に歌える。
あるある(2)――ユニフォームにワッペンや刺しゅうをし、オリジナリティに溢れている。
あるある(3)――あまりの熱狂っぷりに周囲の人に少し怖がられている。
あるある(4)――ホームゲームはほぼ全通。目をつむっても球場に通えるほどに通い慣れていて、球場が家と化している。
あるある(5)――とにかく真剣に応援をしている。選手と一緒に闘っている気持ちに近い。
あるある(6)――話したことがない顔なじみが球場にいる。
著者は「外野席から聞こえる熱い声援には、いつも感動しています。球団によってカラーがあるのもおもしろいですよね。私も観戦の翌日に喉が枯れていることがあります(笑)」と照れくさそうに話す。
24時間すべてが“野球”で染まった毎日を過ごすプロ野球ファン。どの球団を応援していても、プロ野球を愛する気持ちは同じなはず。今後も純度100%のプロ野球愛に乞うご期待。