高松・玉藻公園が開園70周年 園を無料開放、記念企画も

  • 2025年5月6日
  • みんなの経済新聞ネットワーク

 玉藻公園(高松市玉藻町)が5月5日・6日、開園記念日を記念して同園を無料開放している。(高松経済新聞)

 高松城鉄砲隊による演武

 1955(昭和30)年5月5日に開園した同園。毎年、開園記念日に無料開放する。開園70周年を迎える今年は、オリジナルTシャツや缶バッジ、「高松城 鯛(たい)願成就 玉藻公園」の文字を使った「フォントかるた」などのオリジナルグッズを発売するほか、月見櫓(やぐら)、水手御門、艮櫓(うしとらやぐら)、桜御門2階などを特別公開。披雲閣では写真パネル展や同園管理事務所が制作した映画「REBIRTH 高松城を築城せよ!!」の上映、高松城築城を目指すボードゲームの展示、11代高松藩主・松平頼聰(よりとし)の正室・千代姫(松平千代子)の帯の展示などを行う。

 5日は園内の桜の馬場で、高松城鉄砲隊が演武を披露した。今年は福島県相馬市を中心に火縄銃の保存と伝承を行う「相馬中村藩古式砲術」との合同演武も行った。演武の開始の音頭を大西秀人高松市長が取り、17人の隊員による火縄銃の発砲音がとどろいた。

 家族で鉄砲隊演武を見た高松市在住の小学5年・阿河信治君は「火縄銃の種類によって大きさや形、鳴る音が違って面白かった。クイズラリーに挑戦して園内を見て回りたい」と話していた。

  開園時間は5時30分~18時30分。

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