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美川憲一もオススメ!?長崎県南島原の“癒やし旅”でイルカウォッチングやグルメを楽しもう

  • 2023年11月11日
  • Walkerplus

名前に「美しい川」という字が入る歌手の美川憲一をPR大使に起用して、“水に流せるまち”をコンセプトに、心を浄化する旅を提案している長崎県南島原市。「豊かな自然や、名産の島原手延そうめんなどを楽しんで、日頃の些細なわだかまりも、そうめんのようにさらさらと水に流してほしい」との想いを込め、コンセプトに沿った観光スポットを紹介している。そこで今回は、旅好きの記者が、美川氏おすすめの場所を巡ってきた。

■野生のイルカたちがお出迎え!口之津(くちのつ)イルカウォッチング

明治時代は貿易港として栄えた口之津は、現在、イルカウォッチングで賑わう場所。年間を通して約200頭のイルカに出会うことができ、観測率はなんと90%(!)を超えると言われている。そんな同所について、PR大使の美川氏は「イルカのかわいさに癒やされれば、些細なイライラやモヤモヤも水に流せるはず」とアピールする。

島鉄バスのバス停「貝瀬橋」から歩いて約3分の距離にある港に到着し、イルカウォッチングを運営している「口之津観光船」の船に乗れば、ほとんどの場合、30分以内と思ったよりすぐに自然のイルカに遭遇できるというのが驚きポイント。しかも「嘘でしょ!」と言いたくなるほどの大群が船の近くに。華麗なドルフィンキックを人間に披露するかのように悠々と泳ぐので、実際にイルカウォッチングを体験した記者もしばらくウットリとしてしまった。美川氏の言うように、癒やし度は抜群だ。

■口之津イルカウォッチング
料金:大人(中学生以上)3000円/所要時間1時間~1時間20分程度/要予約


■島原手延そうめんや季節の料理を堪能!「山の寺 邑居(ゆうきょ)」

次は、「そうめんと一緒に、些細な悩みごとも水に流してしまいましょう」とのコメントと共に美川氏がおすすめする和食店をチェック。雲仙の麓にある、豊かな自然に囲まれた同店では、「コシが強く伸びにくい」と言われる島原手延そうめんを、円卓を使った“そうめん流し”のスタイルで食すことができる(メニューは4~9月で展開。10~3月は囲炉裏で鍋料理を提供)。

ちなみに、島原手延そうめんが作られているこのエリアでは、「かなりよくそうめんを食べる」(南島原市の広報担当者談)とのこと。地元民にも愛される、さっぱりとしたこのそうめんは、こってりとした揚げ物とも相性抜群だということで、同店でも、サツマイモやオクラ、赤ピーマンなど地元の野菜を使ったさまざまな天ぷらと一緒に楽しんだ。同店スタッフは「天ぷらは塩でもつゆでもお召し上がりいただけます。つゆに付けてそうめんと一緒に食べれば格別な味わいですよ」と胸を張る。

■山の寺 邑居 
住所:長崎県南島原市深江町戊3988-22 定休日:不定(※主に水曜日。7・8月は無休。営業時間・定休日は季節によって変わる場合あり。電話、Facebook、Instagramを要確認)


■2023年4月にリニューアルオープンしたばかり!「道の駅ひまわり」

さまざまなグルメに触れたり、お土産を購入したりするなら、国道251号沿いに登場した新スポット「道の駅ひまわり」へ。ここでは、地元のジャガイモを使った揚げたてのポテトチップスや島原バーガー、島原名物「かんざらし(蜜をかけて食べる白玉団子)」などを楽しむことができる。そして、長崎県の名菓や新鮮な農産物、そうめんをアレンジした商品も販売されているので、是非ここで手に入れてご当地の味をお家へ持ち帰ろう。

また、雲仙普賢岳噴火による土石流で被災した家屋を現状保存する「土石流被災家屋保存公園」も併設されているので、立ち寄ってみてほしい。噴火災害の様子を今に伝える同所を見学して過去を見つめれば、当時のすさまじさを肌で感じたり、自分の心と向き合ったりすることができるのではないだろうか。

■道の駅ひまわり 
住所:長崎県南島原市深江町丁6077


取材・文=平井あゆみ

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