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女性特有の薄毛「FAGA」に悩む人が年々増加、今日からできる薄毛の予防対策を紹介!

  • 2023年10月26日
  • Walkerplus

近年、男性のAGA(男性型脱毛症)だけでなくAGAの女性版である薄毛症状「FAGA(女性男性型脱毛症) 」に悩む人が20代や30代など若い女性世代においても増加しており、女性の薄毛治療に関してのニーズが非常に高まってきている。
背景として、産後や更年期によるホルモンバランスの乱れをはじめ、日常のストレスなどさまざまな理由がある。

今回は、薄毛治療のパイオニアであるAGAスキンクリニック レディースのドクター 水本理 医師が「FAGA」とはそもそも何か、日頃からできる薄毛の予防対策を紹介!

■そもそもFAGAとは?
FAGAとは、「Female AndroGenetic Alopecia」の頭文字をとったもので、「女性における男性型脱毛症」のこと。加齢や産後などの影響に伴い、女性ホルモンの分泌量が減少したことで男性ホルモンが優位になり、男性に見られるようなAGAの症状が発生してしまうのだ。

■日頃からできる薄毛の予防対策4選!
1)睡眠は最低6時間から7時間以上に、寝る直前のスマホは控える!
頭皮環境やホルモンバランスを正常にすることにおいて大切なのが睡眠。寝ている間に髪の成長を促す「成長ホルモン」など、多くのホルモンが分泌されるため、睡眠時間のサイクルをしっかりと正すことが重要。最低でも6時間から7時間以上の睡眠をとることがおすすめ。また、TVやスマホからの光は自然な眠りを誘う作用がある睡眠ホルモンの「メラトニン」の分泌を妨げてしまうため、寝る直前までTVやスマホを見ないようにする。

2)髪の成長サイクルを正すのはわかめや海藻類より唐辛子!?
アンチエイジング効果に寄与するIGF-1(インスリン様成長因子-1)という物質が、薄毛予防にも効くことが世界的に広まってきている。細胞の増殖の促進も見込むことができるほか、髪の成長サイクル自体を正しい周期に戻すことができ、結果として薄毛対策につながりやすくなる。そんなIGF-1が多く含まれている物質として代表的な食材が唐辛子。唐辛子にはIGF-1のほかにも、髪に良いとされるカプサイシンも含まれている。また、イソフラボンを同時に摂取することで毛根のIGF-1をさらに増やすことができるため、納豆などの大豆製品との組み合わせがおすすめ。

3)シャワーの温度の適温は37℃から39℃!?
薄毛対策ではシャワーの水温を変えることも大切。シャワーを浴びる際、皮脂や汚れをしっかりと洗い流すために熱めのお湯を使い、設定温度を40℃以上にするのは、逆効果。水温が高すぎると過剰に皮脂を奪って頭皮が乾燥し、低すぎると汚れた皮脂が残ってしまう。髪にとっては毒素となる塩素をブロックするフィルターをシャワーヘッドに設置することもおすすめ。健康的な頭皮環境を目指すためには、37℃から39℃がベスト!

4)たんぱく質制限や糖質オフなどの過度なダイエットは控える!
髪の毛は日々成長し更新されていくもので、常に体の中に、ある程度の栄養素が必要。特に毛髪の主成分であるケラチンという「タンパク質」と、細胞の基本的なエネルギーになる「糖質」は、丈夫な毛髪を維持するために重要。単品ダイエットや極端なタンパク質、糖質制限などで栄養不足になった場合、健康を維持するために重要な臓器から栄養が使われるため、頭皮や毛母細胞に栄養が行き渡らなくなる。そのため、成長期の毛髪がその状態を維持できなくなり、休止期の毛髪が増えて抜け落ち、全体的に薄毛になってしまう可能性がある。ダイエットを行う際はバランスの良い食事を摂り、適度な運動を取り入れた健康的なダイエットを心がけることが、髪にとって大切。

■監修:水本 理 医師
AGAスキンクリニック レディースの院長として日々患者様の治療にあたりながら、自らもAGA治療に奮闘。身近に寄り添うカウンセリングで、知識と自身の体験を基に患者に一番適した治療を提案。

■AGAスキンクリニックとは
全国60院以上を展開する『AGAスキンクリニック』は、薄毛に悩む患者のための発毛専門クリニック。全院完全予約制で受付後は会計まで個室で行うため、ほかの患者様と顔を合わせることなく通院可能。男女問わず薄毛に悩むすべての人に寄り添う存在を目指している。

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