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グランピング徹底解剖!「Stella Snow Campia」(長野県売木村)|トレーラーハウス&MOSSテントで星空ステイ!無料の体験イベントも

  • 2023年10月31日
  • Walkerplus

2022年11月にグランドオープンした「Stella Snow Campia」(長野県売木村)は、通年営業しているグランピング施設。名称に「Snow」と入っているとおり、雪のなかでも快適に宿泊でき、冬の星空も満喫できるのがひとつの特徴だ。素泊まりも可能(2023年10月現在)なので、食材を持ちこんでのBBQや料理も楽しめる。トレーラーハウスを改装したタイニーハウスや、知る人ぞ知るこだわりのMOSSテントなど、気になる内部を徹底取材!その全貌をお見せしよう。

■【ロケーション】森に囲まれた里山で快適ステイ
「Stella Snow Campia」があるのは、「星降る里」とも呼ばれている長野県下伊那郡売木村。自慢の美しい星空のなかでも、空気が澄んで星がくっきりと見える冬は格別だ。施設は、四方を山々に囲まれた標高約900メートルの場所にあるので、夏でも比較的涼しく快適に過ごせる。

各方面からアクセスしやすいのもこの施設の特徴。名古屋方面より訪れる場合は、猿投グリーンロード・力石ICから北東へ車で1時間ほど。ほかにも、中央自動車道・飯田山本ICや園原ICから南へ、または三遠南信自動車道・鳳来峡ICから北へ、いずれも1時間ほど車を走らせると到着する。ただし、12月初旬~3月下旬は本格的な降雪期となるため、各地で通行止めが発生する可能性もある。車で向かう際には、スタッドレスタイヤやチェーンの装着はもちろん、事前に交通情報も調べておこう。

■【トレーラーハウス】季節を問わず過ごしやすいタイニーハウス
施設内にはトレーラーハウスを改装した「タイニーハウス」が「Aタイプ」「Bタイプ」「Cタイプ」の3種類あり、全6棟を備えている。それぞれ屋外やウッドデッキにBBQスペースがあり、しっかりとアウトドア気分が楽しめる。オーナーのこだわりを感じさせる設備にも注目だ。各タイプの特徴を見ていこう。

■タイニーハウスAタイプ
「Aタイプ」は場内に2棟あり、各4人まで滞在できる。室内に薪ストーブがあるのが大きな特徴で、薪ストーブ用の薪1束も宿泊プランに含まれている。また、風呂を完備しているのもポイントだ。もちろんエアコンも備えているので、どの季節でも快適に過ごすことができる。

室内にはシンクがあり、IHコンロも1口完備。食器用洗剤やスポンジ、電気ポット、フライパンなど、調理に必要なものはひと通りそろっている。冷蔵庫や電子レンジがあるのもうれしい。

さらに、トレーラーには屋根と風防付きのウッドデッキも備えられており、テーブルとベンチを設置。2口のガスグリルや作業台があるので、本格的な調理も楽しめるだろう。カトラリーや皿、シェラカップなどもそろっている。

■タイニーハウスBタイプ
場内に2棟ある「Bタイプ」は、「Aタイプ」と同じサイズ。同様に、宿泊人数も4人までとなっている。異なる点は、薪ストーブがないことと、風呂ではなくシャワールームだということ。薪ストーブがなくても、エアコンは完備されているので、冬でも暖かく過ごせる。

シンクやIHコンロ(1口)、冷蔵庫、電子レンジ、電気ポットなどを完備するほか、ウッドデッキにはガスグリルも設置。アウトドアでの調理には十分な設備が整っているので、幅広い料理が作れるだろう。


■タイニーハウスCタイプ
「Cタイプ」はキャンピングカーのような仕様になっており、3人まで滞在できる。ロフト部分にクイーンサイズのマットレスがひとつあるので、大人2人、子供1人といった家族での滞在におすすめだ。トレーラー内にはシャワールームと専用のトイレがある。また、シンクとIHコンロ1口があるほか、冷蔵庫と電子レンジ、電気ポットなども完備しているので、簡単な調理ならできそうだ。

外にはシェード付きの屋外テラススペースが設けられており、テーブルとベンチを完備。ガスグリルを使ってBBQをすることも可能だ。焚き火台もあり、薪1束が付いてくる。

■【グランピングテント】憧れのMOSSテントで快適
ドーム型テントの原型を生み出したと言われる、アメリカのテントメーカー「MOSS」社。一時ブランドとしては消滅していたものの、数年前に「MOSS TENTS」として復活を遂げた。「Stella Snow Campia」では、グランピングテントとして復刻版の「オプティマム200」を2張設営している。

「Aタイプ」「Bタイプ」があるが、内部の作りはどちらも同じ。白いコットン製のテント内部には、エアコンや冷蔵庫、各種アメニティがそろう。また、1人用ソファー2つと、テーブルが1つある。ベットはダブルサイズが1つ置かれているので、夫婦やカップルでの利用に最適だ。トイレは共用のものを使おう。

さらに、テントの隣には個室タイプの専用ガゼボを設置。テーブル、イスとガスグリルがあり、屋外での調理を存分に楽しめる。また、ウッドデッキには焚き火台とおしゃれなイスがあり、薪1束が付いてくるので、夜はのんびり焚き火を眺めるのもよさそうだ。

なお、「MOSSテントAタイプ」にのみ、貸切風呂を設置。ウッドデッキに作られたアウトドアバスなので、開放感抜群な入浴が体験できる。もちろん、ほかの施設利用者からは見えない作りになっているので安心を。

■【各種設備】共用の水回りもオシャレで清潔
各タイニーハウスは専用のシャワーとトイレ、シンクを備えているが、MOSSテント宿泊者用に共用のシャワー、トイレ、シンクもある。場所は本部棟の隣で、トイレは男性用がひとつ、男女兼用がひとつ。手洗い場を兼ねたシンクの洗面器は、受注生産タイル製のかわいらしい作りだ。また、トイレを併設するシャワールームが男性用、女性用でひとつずつあり、シャンプーやリンス、ボディソープを備えるほか、ドライヤーも自由に使うことができる。


■【おすすめポイント】オブジェの中で星空観察&イベントも多数
キャンプ場の中央に建つシンボルオブジェ。円形に木材が並べられており、天井部分は開いた造りになっている。このオブジェの正体は、中に入って星空を眺められる鑑賞スポット。内部にはベンチやイスが壁に沿って並んでいて、もたれて座ると空を見上げやすい角度になるのだ。また、プロジェクターで内部に映像を投影することもできる。多目的スペースとして、今後はイベント開催なども予定しているそうだ。

また、すべての宿泊プランには、施設から車で5分ほどの場所にある天然温泉「うるぎ温泉 こまどりの湯」の入浴券がセットになっている。内風呂や露天風呂、サウナなどがあり、とろっとした湯が美肌の湯として好評だ。

さらに「Stella Snow Campia」では、体験イベントを多数開催している。例えば、コーヒー豆を自家焙煎する「自家焙煎でコーヒーブレイク コーヒー豆焙煎&ミル体験」や、ハムやチーズ、ゆで卵などを燻製にする「燻製料理 卓上フードスモーカー体験」などがあり、無料で体験可能だ。また、雪が積もっていれば1人2500円でスノーシューがレンタルできるので、雪の里山散策も楽しめる。いずれの体験も、チェックイン時の予約制となっている。



取材・文=民田瑞歩/撮影=古川寛二

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