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「お前だろ犯人は!」背丈やリュックの色が同じなだけで、中3男子が空き巣強盗に…!?深夜まで拘束された冤罪の話【作者に聞く】

  • 2023年11月1日
  • Walkerplus

中学3年生、15歳の頃、警察に犯罪者扱いされたカエルDX(@kaeru_dx)さんの体験談「逮捕されそうになったレポ漫画」を紹介したい。塾の帰り道、降り出した雨から逃げるように走って家路を急ぐカエル少年。後ろから追いかけてきた白バイ警官に「何でこんなところにいる」と職質される。なぜ、警察に職質をされたのか?それは、近くで空き巣強盗があったからだ。


■ただの塾帰りなのに「お前が犯人だろ!」と圧をかけてきた刑事
塾の帰り道、雨が降ってきた。突然の雨にカエルくんは走り出した。「早く帰ってデュアル(遊戯王)やろう」そう思いながら…。そのとき、後ろから「止まりなさい!」と白バイに声をかけられた。

「何でこんなとこ走ってるの?」と聞かれて、素直に「塾の帰り」であること、走っていたのは「雨が降ってきたから」と答えたが、白バイの警官は無線で連絡を取り、「ついてきて」とカエル少年を連行した。

自宅はすぐそばだったのに、一度帰宅しなかったことを後悔したカエル少年。白バイの警官に連れて行かれたのは、地元の豪邸だった。ここで「空き巣被害」があったという。犯行現場周辺を周回していたところに、走っているカエルくんを見つけたというのだ。

犯人の特徴は、身長180センチで青いリュックを背負っている。目撃情報とカエルくんの見た目が一致した。現場にいた年配の刑事は、カエルくんに「お前が犯人だろ!」とものすごい圧力をかけた。突然、容疑者と間違われたカエルくんは、パニックに…!思いきり否定するものの、刑事は「黙れ、お前なんだよ!!」と有無を言わせなかった。

現場から警察署へ連れて行くという刑事。そこに、塾からなかなか帰ってこない息子を心配して探しにきた母親が合流する。母親の証言で「息子は塾に行っていた」というが、刑事は認めない。「塾に電話をして確認しろ」と意見するが聞く耳を持たず、指紋採取をすれば帰らせてくれると言った。

――いつごろから漫画を描いていますか?また、ブログを始めたきっかけを教えてください。

4年前くらいですかね。一回やめてしまったのですが、暇な時期があり再開しました。きっかけは、漫画をまとめている母体のような場所が欲しかったからです。

――中学3年の子供が窃盗犯に間違われるという体験談。Xでも大きな反響を集めていますが、実際にそのときの気持ちはどうでしたか?

それはもう泣きたいの一言ですね。流石に今は笑い話みたいに思ってますけど。

――15歳の少年に対して、逆らえない刑事さんの威圧的な態度。怖すぎて萎縮してしまいますが、今思うと「ああしておけば」というようなことはありましたか?

刑事が来た時点で詰んでたので、さっさと家に帰るか親に連絡すればよかったと思います。

――そのほか交通事故に巻き込まれたり、友達が失踪したり…と、なかなか体験しえない経験を描いていますが、いかがでしょうか?

こういう不幸なトラブルに巻き込まれることを「おもしろい」と思ってしまうので、もしかしたら無意識のうちにこういったトラブルに自分から近づいているのかも。

――その他にサイトで人気の漫画を教えてください。

「25歳成人オタク男性がママにコーディネートしてもらったレポ漫画」という漫画はバカみたいにバズりました。最近は、エッセイ漫画は副業で、本業はイラストレーターということでやらせてもらってます。


背格好と持ち物が似ていたというだけで、警察署に連行しようとした刑事。母親がアリバイを証言しても刑事は譲らなかった。深夜まで拘束され、雨に濡れて疲れ切ったカエル少年は、翌日から熱を出す。刑事の横暴に黙っていられなかったのは、カエル少年の父親だった!

取材協力:カエルDX(@kaeru_dx)

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