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HKT48本村碧唯が卒業フォトブックを発売「2泊3日の卒業旅行に行ってるような気持ちで素で楽しんだ」

  • 2023年6月28日
  • Walkerplus

HKT48最後の1期生となった本村碧唯が、卒業フォトブック「未来の手前」を2023年7月7日(金)に発売する。卒業を決めた理由、フォトブックへ込めた思いやこだわり、そして将来について話を聞いた。

■自分の好きなキャンプや、緑の中で撮影できたらいいなと思った

ーー本村さんが卒業すると、ついに1期生がいなくなりますね。HKT48の卒業を決めた理由を教えてください。

【本村碧唯】後輩たちも頼りになるように成長してきてHKT48を託せるなと思ったのと、10周年過ぎた頃から同期が卒業していったこともあって、自分の次の道を考え始めました。自分のやりたいことを見つけて、それをどうやって進めていったらいいかというのをしっかりと準備できてきたので、卒業を決めて一歩踏み出そうかなと思いました。

ーー卒業発表されたときは、もう次にやるべきことが見えている状態だったんですね。

【本村碧唯】そうですね。何となくこういうことがやりたいなということも、もう決まってて、そのために動いてたという感じです。

ーー最後の1期生として、グループを卒業するということについてはどんな思いがありますか。

【本村碧唯】いつかは来ることですし、HKT48は意外と長く1期生が多くいた方だと思うので、いよいよこの時が来たなみたいな気持ちですね。まさか、自分が最後になるとは思ってなかったです。HKT48に1期生がいなくなってちょっと寂しい気持ちもあるんですけど。でも、後輩のみんながこれからのHKT48を支えて作り上げてくれるのを信じてます。

ーー卒業を記念したフォトブックですね。発売が決まったときはどんな気持ちでしたか。

【本村碧唯】卒業を決めてからフォトブックを出したいとお願いして、最後のわがままで出せるようになりました。この12年間活動してきたなかで、いつか出せたらなという気持ちが強くあったので、最後の最後にそれが形になってすごくうれしいです。

ーーフォトブックでまずやりたい!と思ったことは。

【本村碧唯】卒業を決めてからだったので、卒業旅行をしている雰囲気で撮影したいなという気持ちはありました。山か海のどっちがいいかと言われて、私は山の方がいいとお答えしました。緑が好きですし、キャンプもずっとやってきていたので、私のイメージもきっと山の方が強いだろうと。自分の好きなキャンプや、緑の中で撮影できたらいいなと思いました。

ーーロケ地の山中湖というのは出版社からの提案だったんですか。

【本村碧唯】グランピングができたり、緑が綺麗な場所だったりとかを踏まえた上で、いろいろなところで撮影できるということで、山梨の山中湖に行きました。こんなにゆっくり山梨にいることがなかったので、富士山を初めて見ながら、「こんなに近いんだ」と驚きました。これまで飛行機の上からでしか見たことがなかったんです。

ーー2泊3日の山梨ロケはいかがでしたか。撮影した際に楽しかったこと、つらかったことは。

【本村碧唯】すごく濃い2泊3日で、たくさんいろんなことをさせていただいたので、お仕事で行ってるんですけど、本当に遊びに行ったみたいな、卒業旅行に行ってるような気持ちで素で楽しみました。朝早くから夜遅くまで、詰め詰めでいろんな衣装も着させていただいて、たくさん撮影しました。夜に撮影したディナーが楽しかったです。

ーー先ほど、写真集の中身を見させていただきました。青いドレスで、湖の水面に立って見えるようなカットが印象的ですね。

【本村碧唯】その写真がすごく好きなんです。湖の中に立っているんですけど、そこまではスカートを上げて歩いて行きました。4月の終わりごろに撮影したんですけど、めっちゃ寒かったんですよ。凍えながら撮影したので、すごくよく覚えています。

ーー水面に立っているように見えるのが不思議ですね。

【本村碧唯】はい。初めて水面に立ちました。本当に湖の真ん中に浮いてるみたいな。マジックです(笑)。

■卒業したらもう自分は表には出ないと思う

ーー本村さんと言えば、キャンプのイメージが強いですね。

【本村碧唯】久しぶりに自分で火を起こしたんですよ。グランピングで全部食材とかも準備していただいたので、めっちゃ美味しいお肉を焼いて食べさせてもらいました。焚き火をずっと眺めてましたね。

ーー撮影に向けて頑張ったことはありますか。

【本村碧唯】撮影日まで、体型を気にした方がいいなと思い、お酒を飲まないようにしてました。この撮影で解禁して、撮影中に久しぶりにお酒を飲んだんです。とても美味しかったです。

ーー温泉のカットもありますね。

【本村碧唯】2泊3日のうち、2日間は曇っていて本当に寒かったので、外にあった温泉に入らせてもらったらすごく温まって気持ちよかったです。昼と夜と2回も入りました。温かくて、顔が赤くなっていて、自然のチークができあがりました。

ーーなかでもすごく印象的なことはありましたか。

【本村碧唯】山中湖で初めてスワンボートに乗ったんですけど、本物の白鳥がいて、私が動く度にずっと私に付いて来たんです。本当にかわいかったです。白鳥との2ショットも載っていますので、見てみてください。初めて乗るスワンボートは、足で漕ぐのも大変でしたけど、方向転換が難しかったです。

ーー最初で最後の下着にも挑戦されましたね。

【本村碧唯】初めての下着の撮影は意外と抵抗もなく、おしゃれなワンショルのカルバン・クラインだったので、かわいくてルンルンで撮影しました。きれいに腹筋がでたので、よかったなと思いました。撮影の1カ月前ぐらいから、ダイエットをしたわけではないんですけど、ちょっと気にしながら生活してたという感じです。夜は炭水化物を食べないようにしました。

ーー指原莉乃さんほか、元メンバーからの直筆メッセージも話題になってますね。

【本村碧唯】私はまだ読んでないんです。お父さんとお母さんからの手紙もあるのも知ってるんですけど、両方とも本ができあがってから読みたいなと思って、そこだけ飛ばして見ないようにしています。子供の頃から一緒に頑張ってきたメンバー、先に卒業していったメンバー、お世話になった先輩方からのメッセージなので、すごくうれしいですし、本当に楽しみですね。

ーー秋元康先生が考えてくださったタイトル「未来の手前」。このタイトルをいただいたときはどのように感じましたか。

【本村碧唯】「未来の手前」というタイトルをいただいたときはすごくうれしかったです。本当に今の私そのものを表現していると思います。秋元先生からの帯のメッセージを見たときに、卒業までのこの時間を大切にしたくて発表も早くしたし、こうやってやりたいことをいろいろやらせてもらってるので、秋元先生がそういうのをすごく感じとってくださっているのかなと思いました。本当にずっと見られてるんじゃないかと感じるぐらい、わかってくださっていたことに驚いています。

ーー赤の水着のカバー(表紙)の写真はどうやって決まったのですか。

【本村碧唯】私も何枚か選んだものを、最終的に秋元先生が選んでくださいました。王道という感じがしますよね。

ーー卒業後の目標を教えてください。

【本村碧唯】卒業したらもう自分は表には出ないと思います。元々ずっとダンスが大好きで、アイドルとしてダンスをやってきました。後輩たちのオーディションを見てるなかで、アイドルになりたくて、ダンスを習って入ってきてる子がたくさんいるんですけど、やっぱりアイドルと、ヒップホップやジャズのダンスはちょっと違うんですよね。アイドルのダンスが踊れなくて、悔しい思いをした子もきっといたと思うんです。

そういうアイドルになりたい子たちのためのダンスのレッスンをする場所をいつか作れたらなと思っています。アイドルになりたい子たちの背中を押す手助けを今後していけたらなと。私はもう12年やりきったので、次はそういった子たちのサポートができたらなと思っています。

ーー最後にメッセージをお願いします。

【本村碧唯】約12年間、本当にたくさん支えてくださってありがとうございました。皆さんへの感謝の気持ちも込めて、この卒業フォトブックを作らせていただいたので、私の卒業アルバムとしてたくさん見て、忘れずにいてくれたらうれしいなと思います。フォトブックのロケ地の聖地巡礼をしてくださいね。フォトブックと同じように、みんな頑張って水の上に立つのかな(笑)?

■本村碧唯コメント
「HKT48」12年目、卒業を目前に初めてのフォトブックを出させていただくことになりました!
ずっと「いつか出せたらなあ」の気持ちで居たんですけど、卒業を決めたと同時に最後の最後にわがままを言ってこの機会をいただけてとってもうれしいです!
今回は卒業旅行というテーマで山梨県で撮影させていただきました。初めて山梨県でこんなにゆっくりさせてもらって、富士山も近くで見ることができて、私の好きなことも交えながら楽しく撮影しました!
12年間の感謝の気持ちを込めたので、卒業アルバムとしてたくさんの方に見ていただけたらうれしいです!

■秋元康氏帯コメント
本村碧唯の前には、未来が広がっている。卒業を決めた彼女なら、今すぐにでも駆け出してもいいのに、その手前で、ゆっくり、一歩一歩、踏みしめるように歩いているのが、本村碧唯らしい。

撮影・取材・文=野木原晃一

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