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出産祝いは使いかけのあぶらとり紙!?結婚式にはブランドドレスで参列するもお祝儀は5000円…ヤバすぎる義妹と縁を切った理由にわかりみしかない!【作者に聞く】

  • 2023年6月24日
  • Walkerplus

Instagram(@husband_diabetes_marco)やブログなどで、自分やフォロワーの体験を元にした漫画を発信しているマルコさん。夫がある日糖尿病と診断され、糖尿病の知見や闘病生活についてをSNSやブログで漫画化したことをきっかけに投稿をスタートさせ、現在はブログとInstagramを毎日更新。


やりたい放題の義妹と言いなりの夫にはさまれた主人公が奮闘する「私が義妹と縁を切った理由」や変態セクハラ義父に苦しめられる「マジメだと思っていた義父は〇〇でした」など義家族とのストーリーをはじめ多数のエピソードを同時進行でアップしている。




今回は、漫画を描くようになったきっかけや作品の見どころなどを聞いた。

――簡単に自己紹介をお願いいたします。

「マルコと申します。普段はブログやインスタで漫画を描いて投稿しています。夫の糖尿病の体験談を漫画にしたことがきっかけだったのですが、現在はそれに限らず、いろいろな方の体験談を参考にしたさまざまなエッセイ漫画を描かせていただいています。

糖尿病関連では、書籍(「うちの夫が糖尿病になっちゃった!ズボラ夫が血糖値を下げた方法」)の関係で、ときどき糖尿病のセミナーにパネラーとして登壇させていただいています。ほかには、料理の仕事もさせていただいていて、自然派糖質オフ甘味料ステビアヘルスのInstagram公式アカウント(@steviahealth_official)に、血糖値の上がりにくい料理のレシピなどをアップしています。オンラインセミナーなどで血糖値が上がりにくい、おすすめの簡単レシピについてお話させてもらったこともあります」

――インスタでの投稿をはじめられたきっかけ、その理由を教えていただけますか?

「漫画を描き始めたのは夫が糖尿病になり、とても大変だった経験から、もっと糖尿病のことをたくさんの人に知ってもらおうと思ったのがきっかけです。知識があるのとないのでは大変さがまったく違うと感じたので…。

もともと子供のころから漫画を描くのは好きだったのですが、中学、高校はバレーボール部に所属していて、しばらく漫画を描くことから離れていたので、改めて描き始めたころは苦労の連続でした。(今が決してうまいというわけではないですが)

『文章で書くよりも漫画の方がきっと多くの人に読んでもらえるはず』と思ったのがその通りになり、おかげさまで現在『うちの夫が糖尿病になっちゃった!ズボラ夫が血糖値を下げた方法』は重版を重ねて6刷にまでなりました。漫画で読みやすく、できるだけわかりやすくすることを心がけながら、病気のことや効果的な食事・運動のことを描いています。糖尿病でない人も読むことで予防してもらえたらうれしいですし、突然『糖尿病です』『ヘモグロビンA1cの数値が高いので気を付けてください』と言われた方が『何をしたらいいの?』と思ったときに手にとってもらえるといいなと思っています。この書籍の発売は、ラジオやYouTubeの番組に出演したり、インタビューを受けたり、セミナーの登壇をすることになったり、イベントでパネラーとして出演したりと活動の幅が広がるきっかけにもなりました。

2023年6月25日(日)にも、難波御堂筋ホール(大阪)で行われる『日本IDDMネットワーク サイエンスフォーラム 2023 in 大阪 -根治に向けてのカウントダウン3-』に出演させていただき、糖尿病についてディスカッションをさせていただく予定です!入場無料なので少しでも興味があるという方は、よければぜひ見に来てください」

――「私が義妹と縁を切った理由」「マジメだと思っていた義父は〇〇でした」について、作品の意図や見どころを教えてください。

「『私が義妹と縁を切った理由』は、義妹がとんでもない行動をいろいろするのですが、何をしてもなぜかかばう兄には読んでいてイラっとさせられると思います。義妹はこちらからしたら他人で、いい年の女性なのに…『きちんと注意してよ!』とフラストレーションがたまったところに、ガツンとやり返していくところはスカッとしてもらえるのではないかなと思います。結婚、出産には常にお金が絡むので、そこがしっかりしていないとかなりストレスになりますよね。

『マジメだと思っていた義父は〇〇でした』は、義父のキモさにかなりの反響がありました。義父の存在って、嫁にとっては少し微妙で…たとえば産後間もない時に、空気のようにいるのが当たり前だったりするんですが『授乳したいけど、部屋を出て行ってくれないかな』と思ってても言いづらかったり。気を使ってくれる方ならいいですが、露骨に下心満載の義父もいると知り、『それって気持ち悪いよね』と友人と話していて漫画にしようと思いました。作品中では最低で無神経な義父にギャフンと言わせています(笑)」


――今までにもいろいろな作品を執筆されていると思いますが、特に思い入れのある作品やシーンを教えてください。

「『バイトで出会ったショーゲキ女』という漫画があるのですが、最初で最後の恋愛漫画(笑)だったので、思い入れがあるというか印象に残っています。

ほかにも、『再婚した夫がク〇すぎた話』は友人の体験談を参考に描いた作品で、モラハラパワハラなんでもありのかなりひどい行いをしている最低の男と結婚してしまったお話です。たまに『こんなことあるんですか?』ってコメントをいただいたりするんですが、この友人の場合は、実際の方がもっとひどく、エピソード化しきれなかったのですがその現実に驚きましたね」

――特に大きな反響があったエピソードや印象的だったコメントを教えてください。

「『マジメだと思っていた義父は〇〇でした』の義父のキモさには、今までで一番反響がありました。コメント欄に『キモイ!』という言葉が『こんなに並ぶことある⁉』というくらい並んでましたね。自分でも、あんなに気持ち悪さを表現できると思いませんでした(笑)。表現者側にとっては、気持ち悪がってもらってなんぼなんで、作家冥利に尽きますね」

――記事を読む方に向けてメッセージをお願いします。

「いつも私の漫画を読んでくださってる方には本当に感謝しかないです。

もうここ1年くらいは4つのストーリーを同時に頭の中で回していて、ブログ始めてから5年間、実は一日も休んでいないのでときどき疲れてしまうときもあるのですが、『おもしろいです』『毎日の楽しみです』と言っていただけたらめちゃくちゃ嬉しいし、頑張れます!

その反面、ネガティブなコメントにはやはり精神削られるんですよね…。ブロガーに限らず、見た方みんなそうだと思うので、コメントを書いていただける方はできるだけ、言葉優しめにお願いします(笑)!コメントを書いていただいてるってことは、私のために大切な時間を使ってくれてるということなので、それだけでもありがたいなと感謝しています。

今後も、私自身がたぶん一般の人よりはいろいろな経験をしているのと、人の話は頭にインプットするようにしているので、それを生かしてこれからもたくさん漫画が描けたらいいなと思っています。これからも応援よろしくお願いいたします!」


取材協力:マルコ(@husband_diabetes_marco)

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