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クレーム対応に追われる部下をよそに逃げる上司――理想の上司とは?残業が続く職場ではびこる困った管理職【作者に聞く】

  • 2023年4月7日
  • Walkerplus

2019年に「働き方改革」に関連する法律が順次施行され、社会では働きやすい環境を作り、生産性を向上させるべく、時間外労働を是正する取り組みが行われている。例えば、これまで残業時間の上限が設けられていなかったが、残業時間に上限が定められるようになった。しかし、厳しく取り締まるようになったものの「残業が全然減らない」と叫ぶ者も多い。

そんな現代で社会問題となっている、残業。あおいしさん(@ao144444)も残業問題に直面する一人だ。あおいしさんの残業との闘いを「残業続きのねこが転職するまでの120日間の記録」と題し、自身の体験をねこを主人公にした漫画とインタビュー形式でお伝えしていく。今回は「上司との関係」について。

――社会問題となっている長時間労働ですが、「残業削減」を意識する風潮はなかったのでしょうか?

「『人件費削減のために残業はするな!』ということは上層部から言われてはいましたが、実際は社内で残業を減らすことはできず、暗黙の了解でサービス残業が横行していました」

――作中で描かれている「部下を守る上司」像がとても印象的でした。

「ありがとうございます。自分が上司に助けられる、守られる…ということが当時ほとんどなかったので、それを反面教師にしようとはずっと思っていました。漫画に描いた『部下を守る上司』像は自分の理想像です。自分自身もそうでありたいと思い、漫画に描きました」

――今週も残業含め、1週間勤め上げた皆さんにメッセージをお願いします。

「皆様1週間、お仕事お疲れさまでした!休みの日は仕事をせず、この漫画を読んで『こんな職場もあるのか』『頑張ろう』と、少しでも楽しんでいただければ幸いです。よい休日をお過ごしください!」

労働環境を変えることから「働き方改革」は始まる。そのためには上司の協力も不可欠。残業続きのねこが労働環境を変える決意をする日が待たれる。※プライバシー保護の観点から個人が特定できないよう配慮を加えています。

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