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「会社の飲み会」再開して欲しい?上司の説教やアルハラに困惑!無駄な付き合いにお金を払いたくない人たちの声【作者に聞いた】

  • 2023年3月14日
  • Walkerplus

「上司に気を遣う飲み会は行きたくない!」「飲めないのに参加しても楽しくない」という若者を描いたゐさんの(@irk_hrk)さんの創作漫画「復活すんな、飲み会文化」に1万いいねの注目が集まる(2023年3月7日時点)。コロナで中止になっていた飲み会が少しずつ復活の兆し。しかも歓送迎会も多くなるこの季節!飲み会に参加したくない人々の心の声を代弁してくれたような作品である。今回は作者である、ゐさんにも本作を描いたきっかけについて話を聞いた。


■職場や仕事関係の付き合いの飲み会について反対意見多数!飲み会文化ってなぜあるの?
お酒を飲みながら、社内外の人とコミュニケーションを深める飲み会。最近では「飲みニケーション」とも言われる。とくにこれからは歓送迎会やお花見など、人が多く集まる機会が多い。作者のゐさんも「一時期に比べ、路上に吐瀉物やその掃除の跡が増えてきて、「飲み会文化が復活してきたんだな」と感じたこともあり、この漫画を描きました」と、制作のきっかけを教えてくれた。

「鈴木ちゃん、酔ったらどうなるの?」すでにほろ酔い加減の田中が聞いてきた。その発言に「聞いてどうするんだろう?」と思うが、付き合いなので仕方がない。

「えっと、普通に具合が悪くなりますけど」と、鈴木が答えると「ちょっとくらいなら飲めるでしょ?」と、お酒を勧めてくる田中。

飲み会の席で無理やりアルコールを強要することを「アルハラ(アルコールハラスメント)」という。「田中さん!アルハラ!」と周囲から注意を受けても「飲んだ方が本当の自分出せて、本音で話せる」と言う。

飲まなければ本音が出せないのもどうかと思うし、こちらが聞く必要のない本音まで聞かされて辟易する鈴木。結局いつも思うのは、付き合いとはいえ「楽しくない飲み会にお金を払いたくない」ということである。

そんな飲み会を描いた本作のコメント欄には「飲み会反対派」や「友達とだけで行きたい派」が集まった。「飲み会は無駄な時間」「平日にいく飲み会は残業、休日にいく場合は休日出勤だと思わなければやってられない」など、付き合いでも会社関連の人とは行きたくないという声が多い。


今回の反響について「まず、たくさんの方に読んでいただけてうれしいです!私は「飲み会が嫌だな」と思う方の気持ちも「あった方がいい」と思う気持ちも両方理解できます。漫画としては、「田中さん!アルハラ!」のコマで、実は田中さんが飲み物を盛大にこぼしているのですが…(笑)。そこに対するツッコミのご感想が無くて(見逃していたらすみません!)、描き込みが甘かったかなと反省しました」(ゐさん)

セクハラ発言されたり、説教されることからあまり行きたくないという人もいるが、逆に「普段聞けないことを聞ける」「上司の人柄がわかる」などのメリットがあるという人も。社内での親睦会は参加する派?

数多くのバズ漫画を描くゐさん。テレビやWEBサイトで複数漫画が取り上げられ、話題を集めている。現在は、Twitterやnoteで推し活シリーズ「ブチヲと麗奈」や恋活・婚活・美容漫画を配信。LINEマンガ インディーズ大賞’22で「本当にあった裏バイト~マッチングアプのメッセージ代行~」が審査員特別賞を受賞。また、noteの限定漫画やダ・ヴィンチWebにて(隔週火曜日18時配信)『自己肯定感が低いので人生リノベします』を連載している。



■取材協力:ゐ(@irk_hrk)

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