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33歳、遠距離恋愛中の彼氏と同棲へ。15年ぶりに再会した同級生と結婚するまで

  • 2022年12月10日
  • Walkerplus

30代前半で5年付き合っていた彼氏と別れ、新しい出会いを重ねても心はときめかず、恋愛から遠ざかり、気付けば推し活に専念しこじらせてしまって…。そんなアラサー女子が高校の同級生と再会し、結婚をするまでの実体験を漫画にした「15年ぶりに再会した高校の同級生と結婚した話」がInstagramで話題となっている。描いているのは、ブロガーのえんさん(@tamago_en)。

今回ウォーカープラスでは、全33話の漫画を6回の連載形式でお届け。新しい出会いにばかり目を向けている女性たちに送りたい「運命の人とはもうすでに出会っているかもしれない」というメッセージと共に、作中で描き切れなかった当時のえんさんの心境もお送りする。

連載第4回目のお話では、ついにえんさんがハト氏(旦那さん)と15年ぶりに再会を果たす。再会後、連絡を取りながら2人は距離を縮め、そして2回目のデートでハト氏からいきなりのプロポーズが…!?急展開続きの今回は、人生をかける一大決心をしたえんさんの心境に迫ってみた。

■相手からの連絡に執着しない「自分の時間は自分の為に使う!」
高校生の時、気になる存在だったハト氏と15年ぶりの再会。彼を好きになったきっかけについて聞いてみた。

「再会した時から夫には全く愛想というものがなく、少々面食らいましたが『裏表のない人なんだ』と感じましたね。そのおかげで私も『無理して喋らなくても良いんだな』と再会して早い段階から居心地の良さを感じ、1日楽しく過ごせたのがきっかけです。当日のスケジュール決めなど、夫がスマートにリードしてくれたのも嬉しかったですね」

ハト氏との再会後、彼と上手く連絡が取れない日々にやきもきしていたえんさん。きっと誰しもが好きな相手からの連絡を待ち侘びた経験があるだろう。えんさん曰くそんな時は「自分の時間は自分の為に使うこと」を大切にしていたという。

「私の場合は、自分を客観的に見るように意識しましたね。相手から連絡を待っている間、スマホの通知音に一喜一憂したりと、自分の時間なのに彼に費やしていたんです。その一方で、彼はきっと何も気にせず自分の生活を送っていたと思います。そんな状況に気付いて『くよくよ気にしていても時間がもったいない』と思い、『自分の時間は自分の為に使おう!』と、できるだけ楽しいと思える予定を積極的に入れるようになりました」

そんな前向きな気持ちでハト氏と向き合い、遠距離ながらも彼と距離を縮めていったえんさん。そして、2度目の再会でハト氏からの告白を受け、お付き合いがスタートした。

■再会から7カ月で同棲へ「不安よりも相手を知りたい気持ちが上回った」
告白と同時にハト氏から「これからもずっと一緒にいてくれませんか?」とプロポーズを受けるえんさん。だが、ハト氏から提案されたのは結婚を前提とした同棲だった。ハト氏が住む遠方の街で暮らすには、相当な覚悟が必要だったはず。

「同棲を決意したのは『一緒に暮らしてもっと相手のことを知りたい』という気持ちが大きかったからです。当時33歳で、遠距離でたまにしか会えない状況では相手を知るのに時間がかかると思いましたし、『もしうまくいかなくても最悪こうすれば大丈夫』と自分の中に保険をかけていました。引っ越しや同棲は一時的なことなので、失敗したとしてもすぐに別の道に進めると思っていましたね。同棲が上手く行かなかった時を考えると不安でしたが、やっぱり前に進みたい気持ちが勝ちました」

そんなえんさんの決断を一番近くで応援してくれたのが、お母さんだった。

「心配性の母には、すぐに納得してもらえなかったんです。『娘は騙されているんじゃないか』『見知らぬ土地で辛い思いをするのではないか』と心配してくれていて。そんな母の気持ちを聞いて、浮き足立っていた気持ちが現実に引き戻されましたが、私自身も大人なので最終的には自分で決めさせてもらいました」

15年ぶりの再会から約7カ月という短期間で、結婚前提の同棲へと踏み切ったえんさん。不安や心配を乗り越え、新しい環境へ飛び込んだ。次回は、ワクワクしていた同棲生活でトラブルが勃発し、えんさんがまさかの家出!?婚活女子へのアドバイスもためになる、彼女の物語を今後もお楽しみに。

取材・文=左近智子

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