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話が噛み合わない時、会話下手な人の頭の中はこうなってるかも?“会話の脳内完結”描いた漫画に納得と共感

  • 2022年11月12日
  • Walkerplus

会話や人付き合いが苦手な人と接する時、相手が何を言いたいのか掴めない…という場面に出くわしたことはないだろうか。そんな時、会話下手な人の頭の中でどんな風に考えが巡っているかを描いた短編漫画が「あるある」とSNS上で共感を呼んでいる。

■なんでもない問いかけの返答が斜め上、噛み合わない応答が生まれる原因は?
ジョセフ鶴屋(@yukkurishitette) さんは、さまざまな理由でコミュニケーションにつまずいてしまう“コミュ症”さんの日々を描いたWEB漫画「コミュ症人間」シリーズを制作している。11月にTwitterに投稿された「コミュ症と会話が噛み合わない理由」では、噛み合わない会話が起きた時のコミュ症さんの頭の中を解剖している。

会社の同僚である佐藤さんに仕事のお願いにやってきた“コミュ症”の田村さん。緊張しながらも要件自体はしっかり伝えられ、佐藤さんも「いいですよ」と快諾する。

が、「良かったら文章チェックしましょうか?」と、予期せぬ申し出を受け田村さんの脳内は大混乱。依頼した仕事は上司の沢城さんの許可をもらっておらず、実際に進めるにはまずそちらのチェックが必要だった。同僚に動いてもらう前に確認を取らないといけないが、上司はこの後外出予定で今すぐ確認に向かわなければならない。

……という内容を脳内で完結してしまった田村さんは、それを口に出さず「沢城さん今何処ですか?!」と質問してしまう。

佐藤さんからすれば、文章チェックについて質問したはずが何故か上司の居所を聞かれる形。虚を突かれながらも「さっき廊下で見ましたけど…」と返答すると、田村さんは感謝を告げてその場を後にしてしまう。残された佐藤さんは、自分への相談はどうなったのかと呆気にとられるばかりなのだった。

■先読みしすぎて共有できず…あるあるエピソードに共感
会話のキャッチボールを繋げず、もらった問いかけに対して自己完結し、あらぬ方向にボールを投げてしまうというコミュ症さんの心理を描いたエピソード。ユーザーからは「全てまとめてからにしよう!って自分の中でなってるんだけど、それは説明できてないだけなんだよね」「口に出さないと伝わらない・・・!」「脳内で勝手にシミュレーションとか先読みとかしちゃうんよな」と、同様の状況を体験した人からの納得や共感の反応が寄せられていた。

一方、ジョセフ鶴屋さんの作品には「説明しすぎ」による会話のズレを描いたエピソードもある。10月に投稿された「コミュ症は分かりやすく説明しようとするとこうなる」では、やり方だけ教えてほしいという同僚に対し、分かりやすく伝えようとして直接関係ない枝葉の部分まで肉付けして説明してしまうコミュ症さんの姿が描かれている。

過不足なく説明することは、あらためて考えてみるとなかなか難しいもの。コミュニケーションが苦手な人にはもちろん「あるある」、そうでない人にも心当たりがありそうなエピソードだ。


画像提供:ジョセフ鶴屋 WEB漫画描く人(@yukkurishitette)

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