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【漫画】30代、結婚相手は条件で選ぶべき?“優良物件”/15年ぶりに再会した高校の同級生と結婚した話(2)

  • 2022年11月12日
  • Walkerplus

30代前半で5年付き合っていた彼氏と別れ、新しい出会いを重ねても心はときめかず、恋愛から遠ざかり、気付けば推し活に専念しこじらせてしまって…。そんなアラサー女子が高校の同級生と再会し、結婚をするまでの実体験を漫画にした「15年ぶりに再会した高校の同級生と結婚した話」がInstagramで話題となっている。描いているのは、ブロガーのえんさん(@tamago_en)。

今回ウォーカープラスでは、全33話の漫画を6回の連載形式でお届け。新しい出会いにばかり目を向けている女性たちに送りたい「運命の人とはもうすでに出会っているかもしれない」というメッセージと共に、作中で描き切れなかったえんさんの当時の心境もお送りする。

連載第2回目となる今回は、高身長で気の利くイケメン君との出会いからスタート。出会いの場に積極的に出かけるようになったえんさんに、合コンで出会ったイケメンからのお誘いが!新しい出会いに心踊るえんさんだったが、デートに出かけて分かった「あれ?」と自身の心の引っかかりに気付くえんさんだった。

■婚活で大切な2つのこととは?
婚活スタートから5カ月後。婚活でえんさんが最初に取り組んだのは、外見磨きだった。

「メイクのレッスンを受けて自分に合うメイクを学ぼうと、アプリの『ストアカ』で教えてくれる方を探しました。そのアドバイスを基に化粧品を一新し、美容部員さんに似合う色を相談したり、美容師さんに似合う髪型を聞きました。とにかく“その道のプロ”の方にアドバイスをいただきましたね」
 
その努力の甲斐があって、合コンではイケメンから「かわいい」と褒められ、そして、お誘いを受ける。積極的に彼女が行動してきたからこその出会いだったはず。えんさんに当時の気持ちを振り返ってもらった。

「彼と出会った時は、“パートナーのいないフリーのイケメン”という存在が周りにいなかったので、ちょっとした高揚感がありました。きっと、自分の好きなこと(私で言う推し活)のおかげで、肩の力が抜けていたのがよかったのかなと思います。自分の好きなことって心の支えになりますし、婚活においても大切だと思いますね。トキメキでお肌も潤う気がします(笑)」

外見を磨くこと、自分の好きなことをすること。この2つはどちらも“自分を大切する”ということかもしれない。これから婚活を始める方たちは、えんさんのアクションを参考にして、自分自身を大事にしながら活動して欲しい。

■「どんなに条件が良くても、自分の気持ちを正直に認めること」
イケメンで、高身長、誠実で、優しい。そんな“優良物件”と言われるような彼との出会いにも、彼女の心はときめかなかった。頭では良い人って分かっているのに、好きになれるのか不安...そんな気持ちを味わった婚活女子も多いはず。まさにイケメン君に対して、同じ気持ちだったえんさんが大切にしていたことはなんだったのか。

「どんなに条件が良くても、自分の気持ちを正直に認めることを大切にしていました。私の場合は、次に会う約束をしていても、その日がそこまで楽しみじゃなかったんです。好きな人と会えるまでのワクワク感、ドキドキ感が彼に対して強くありませんでした(相手に失礼ですが…)。『イケメンなのに、条件が良いのに』と頭では思っていましたが、自分の素直な心の動きを観察することが必要なのかなと思います」

もし条件だけで結婚相手を選んでしまうと、結婚後にもっと大変な思いをしてしまうかもしれない。大切なのは自分の気持ちに正直になることで、婚活とは自分と向き合い続ける作業なのだろう。次回は、イケメンへの気持ちをはっきりできずにいたえんさんのもとに、高校の同窓会のお知らせが届き新たな進展が! 婚活女子へのアドバイスもためになる、彼女の物語を今後もお楽しみに。

取材・文=左近智子

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