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【漫画】ベトナムでは街のいたるところで人が寝ているのはなぜ?シンプルすぎる理由が心に響く/うつ逃げ

  • 2022年11月23日
  • Walkerplus

SNSでメンタルや生きづらさを題材にしたイラストと言葉を発信しているなおにゃんさん(@naonyan_naonyan)。うつ病と適応障害で会社を休職した経験があり、当時は「うつになって恥ずかしい。逃げるようで情けない」と感じていたものの、今では「休職して本当に良かった」と心から思っているそう。

コミックエッセイ「うつ逃げ~うつになったので全力で逃げてみた話~」は、そんななおにゃんさんの実体験をベースに描いた作品。病気から、会社から、果ては日本からも全力で逃げた1年間を、お届けする。


今回は、休職中「逃げまくった先にある何かを知りたい」と、ベトナムにやって来たなおにゃんさん。解放感から普段とは違う自分になったり、美味しいごはんに感激したり、おおらかな雰囲気に驚いたりと、さまざまな体験をしたのだそう。

■昼間から街なかで眠るベトナムの人たち。なぜ寝ているの?
初日は日本の旅行会社で申し込んでいた観光ガイドに参加し、ホーチミンの名所をまわったなおにゃんさん。日本人も多く参加していて、気づけば人と積極的に話すことができたと振り返る。

「もともと積極的に話しかけるタイプではないのですが、異国に来た解放感からか、自然と話すことができました。今この瞬間しか関わることのない人たちだし、何かやらかしても旅の思い出の一つだし、継続した人間関係を必要としないってすごく自然体でいられるんだなと思った体験でした」

メコン川のクルーズや養蜂場見学、巨大な蛇を首に巻いての記念撮影など、さまざまな体験のなかでもベトナム料理のおいしさが心に残っているという。

「以前からフォーなどのベトナム料理は大好きでした。でも現地で食べたバインセオ(ベトナムのお好み焼きのようなもの)がとても美味しくて、帰国してからも忘れられず、よく食べるようになりました。B級グルメのようですが、新鮮なエビがたくさん入っていて、とても美味しかったです。食べたことない方は、機会があればぜひ味わってみてください!」

またベトナムの街なかで、昼間から寝ている人をよく見かけたそう。ガイドに「なんでベトナムの人ってあんなに寝てるんですか?」と聞いてみると、「眠いからだヨー」とまさかの答えが。

「一概には言えないかもしれませんが、自分が見た限りだと、ベトナムの人たちはすごくおおらかだなぁと思いました。バイクの上だったり、店番をしながらだったり、本当にどこでも寝ているんですよね。今はどうなっているかわかりませんが、街なかにハンモックが吊るされていて、昼間からのんびりしている人たちを見ると、心がホッとした記憶があります」

気ままに市場へ行き、好きなだけサイゴン川を眺め、「自由だ…」と感じるなおにゃんさん。さらなる気づきを得る彼女の今後を、楽しみにしてほしい。

取材・文=石川知京

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