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【昭和の子供あるある】「みかんネット」でどう遊んでた?ホームシック必至の“思い出漫画”

  • 2022年9月29日
  • Walkerplus

昭和を思わせる世界観を舞台に、子供時代の“あるある”を切り取った漫画『しなのんちのいくる』をSNSに投稿している漫画家の仲曽良ハミさん(@nakasorahami)。

『しなのんちのいくる』の主な登場人物は、生意気盛りの男の子「いくる」、中学生の姉「しなの」を中心に、その家族や個性豊かな友達たち。どこにでもいるような親しみあふれるキャラクターたちが繰り広げる、思わず「あった!あった!」と言いたくなる日常の1シーンを切り取り、ギャグタッチで描いていく。

今回は、秋の訪れにぴったりな4作品をご紹介!


■下校時だって遊びまくり!「男子小学生の下校」
授業が終わると全速力で学校を後にする、いくるをはじめとした男子生徒たち。遊びたくてウズウズする気持ちを爆発させた子供たちは、下校の途中でも遊びを取り入れ、友達の自宅に上がり込み、日が暮れるまで全力で遊び倒す、子供らしさを描いた作品。

「下校途中にたくさん寄り道して遊んでいました。知らないお宅に水をもらうのは僕たちだけかと思っていましたが、結構みなさんやられていたみたいで驚きました。遊んでいると、とにかく喉が乾くんですよね」

■ジュースを飲む流儀とは?「だるま瓶のジュース」
子供はいつの時代も“大人の真似”をしたいもの。なかでもお酒を飲んだり、化粧をしたりといった子供のうちはできないことなら、なおさらだ。まるで大人がお酒を飲む流儀があるように、“ジュースを飲む流儀”を披露するいくるがなんともお茶目な作品。

「大人の飲み方をしたかったのだと思います。父があまりにおいしそうにお酒を飲んでいたので、ついつい真似したくなって。今思えば、普通に飲むときと味は変わらないんですけどね(笑)」

■“落ち慣れ”した男子がかっこいい!「田んぼに落ちたマッキー」
子供にとっては、街や自然も遊び道具の一部。ちょっとした高みがあれば駆け上がり、隙間があれば入ってみる。もちろん、川や池、田んぼもそう。飛び越えようとする衝動をおさえられずに、落ちてしまうこともしばしば。そんな子供の遊び心を描いた作品。

「当時は、田んぼに限らず池や川…いろんなところに落ちました(笑)。しかも全然懲りないんですよね。その都度、公園の水道で靴を洗っていたのを思い出します」

■楽しくて便利!「みかんネットの役目」
みかんの包装に使用されていることが多い、伸縮性のあるネット。子供にとっては格好の遊び道具の1つとなり、頭から被ってみたり、おもちゃとして遊んでみたり。それは子供だけでなく、なんでも再利用する母親も…!?

「たしか学校の手洗い場の石けんも、みかんのネットに入っていたように思います。ビー玉やおはじきもこれに入って売っていたように思います。使い勝手、最強ですね!」

秋らしい“エモさ”たっぷりだった今回の作品。次回はどのような話で懐かしい気持ちにさせてくれるのか。乞うご期待!

取材・文=橋本未来

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