新たな飯テロ漫画が誕生！Twitterやブログで、こさつね(@kosatsuneDQX)さんが配信している、食欲を抑えようにも我慢できずに思うがまま食べてしまうリスの漫画。食欲をそそるグルメイラスト、両頬いっぱいにほおばるリスの姿。そんな姿に「実話かな？」「めっちゃ分かる」「たくさん食べるリスがかわいい」と共感を集めている。
ウォーカープラスでは、「今日も食欲を我慢できないリス」と題し、リスがさまざまなグルメを前に食欲と葛藤する様子を、著者であるこさつねさんのインタビューとともに連載形式でお届け。映画館を訪れて、漂うポップコーンとバターの香り。「この後、食事に行くからやめておこう」と思っても、最後まで我慢できますか？ポップコーンを食べない映画鑑賞なんて、考えられない！
――このストーリーが誕生したきっかけは何だったのでしょうか？
「映画館は昔からよく行っているのですが、ロビーに漂う『え？ポップコーン食べないって正気？』という、強烈なポップコーンの香りにあっさりKOすることから、このお話が生まれています。漫画の中ではそれ以外の食べ物にも左ジャブから右ストレート後に左アッパーでKOくらいの負けっぷりですが」
――映画館で何も食べないなんて無理ですよね！
「映画を観に行くとき、食事をどのタイミングで食べるか問題がありますよね。映画を観る前に食べるか、終わってから食べるかという選択になると思うのですが、上映開始時間が迫ってる時だと提供時間や食事スピードの時間を気にしながら食べるのはちょっと嫌ですよね。上映後に食事だとお腹が減りすぎて映画に集中できない…。そうなると映画観ながら食べらればいいのでは？でもそんな便利なシステムが…？ある！普通にある！売っている！そして、ロビーでおいしそうなフードの香りを嗅いでしまったら、それを無視して食べないなんて選択肢は無いんですよ！」
――このストーリーの中で一番の注目ポイントはどこでしょうか？
「最終ページでポップコーンにバターをジャバーっとかけるとこですね。漂うポップコーンの香りの黒幕というか、ほぼ主犯格のバターがポップコーンに降り注がれるところは、乾いた大地に恵みの雨が降り注がれるような気分になれるかもしれません」
――ポップコーンって食べ出すと手が止まらないですよね。
「映画上映中に食べようと思っていても、上映前に全て食べ切ってしまうことが多いので、リスくんと同じ行動をしてしまいます。ロビーで食べるか映画館内の席で食べるかの違いしかない…。手がバターでベタベタになるので、手までおいしく食べられそうですが、うっかり手を食べてしまうと漫画が描けなくなってしまうので、気を付けつつポップコーンを貪り食らいたいですね」
映画館を観るだけでなく、映画館でポップコーンを食べるところまでが、映画鑑賞ですよね。映画館で、あの香りに勝てる人など、いるはずがない。
