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にじり寄るおしり、爪切りの戦い…猫とのにぎやかな暮らしを描いた漫画がキュート

  • 2022年9月7日
  • Walkerplus

甘えん坊で内弁慶な愛猫・麦ちゃんの姿を発信している麦ママさん(@mugi0.715)のアカウントが話題を呼んでいる。漫画やイラストで見事に愛くるしさを表現している彼女に、麦ちゃんとの暮らしについて聞いた。

生後3カ月のころ、茶トラのオス猫・麦ちゃんを自宅に迎えた麦ママさん。「猫を迎えたいと思って探していた時に、里親募集を見つけたことがきっかけです。地域柄、犬猫を扱うペットショップや保護施設などがまったくなく、『猫を迎えたい』という気持ちだけが膨らむ毎日だったのですが、ずっとチェックしていた役所の里親募集に情報が掲載されたので『このチャンスをつかまねば!』とかなり必死になりました(笑)。そして出会ったのが麦でした」と話してくれた。

今やフォロワーが6万人以上に達するInstagramは、麦ちゃんのことを発信するためだけに始めたという。「もう完全に、麦の情報を発信するだけの親バカアカウントです(笑)。始めた当初から麦の漫画を描きたいと思っていたのですが、なにぶんアナログ人間で…。SNSを利用するのも難しかったので、とにかくまずは写真を投稿して、Instagramに慣れることから始めてみました」

今では、写真と合わせて描かれる漫画が読者から好評を博している。イラストや漫画を描き始めたのは、雪に描いた麦ちゃんの写真をアップしたことがきっかけだという。「投稿した時はなんとも思っていませんでしたが、後から見れば見るほど、あまりに下手くそで…。どうしてもそのままでは納得がいかなかったので、その後すぐにイラストを投稿し始めました(笑)」

普段は在宅でデザイナーとして働いているという麦ママさんが描くイラストは、麦ちゃんの特徴とかわいさを見事に表現。「仕事でイラストを描くことも多々あり、書籍のカットイラストや似顔絵なども描いてきました」というから、さすがの画力にも納得だ。

ものすごいビビりで甘えん坊な内弁慶だという麦ちゃん。「人見知りが激しくて来客が苦手なので、チャイムが鳴るたびに一目散に逃げます。でも飼い主には甘えん坊で、甘えたい時はべったりくっついて離れません。食いしん坊でちょっと鈍臭く、抜けているところが可愛いです。来た当初は『シャーシャー』と威嚇をしていましたが、今では、ものすごく甘えん坊になりましたね。慣れるのはとても早かったので、威嚇をしていたころが懐かしいです」と、あふれる愛を語ってくれた。

Twitterで麦ちゃんの写真や動画を発信している旦那さん・麦パパ@猫漫画(@mugimugi_222)さんも含め、生活は完全に猫中心になったという。「遠出をしても、買って帰るのは麦のおもちゃやベッド、おやつばかり。なにをしていても、麦につながる話をすることが多くなりましたね」

フォロワーさんからの反応も、投稿の励みになっているそう。「みなさん、イラストが好きと言ってくださるのでとてもうれしく思っています。中には『文字が好き!』と言ってくださる方もいて、それには驚きました(笑)!麦の写真についても、ミルクティー色の毛色や琥珀色の目が綺麗とよく褒めてくださるので、ほくほくしています♪」

麦ママさんのお気に入りは、「爪切りの悲劇」という漫画。「目の前で起きた悲劇をそのまま描いただけなのですが、麦の『とにかく爪切り嫌〜!』という必死な姿と、麦のために体を張る夫の健気な感じを上手く表現できたんじゃないかなぁと、満足しています」

フォロワーさんからの反響が一番大きかったのは、「名前わかってる?」だそう。「『うちの子も名前わかっているよ』という共感の声から、『うちは名前は覚えないのに”ごはん”や”おやつ”だけは覚えました』 など、なんとも切ない声も寄せられました(笑)」

麦ちゃんの好きなところや可愛いところを聞くと、「おしゃべりで何を言っているのかわかりやすいところが可愛いなと思います♪『メシー!』というときは口を大きく開きながら鳴いてお口をぺろり。『あそんで!』というときは、鳴きながらおもちゃのある場所をちら見。甘えたいときはいつも甘えているソファーに先回りして『こっちきて』とひたすら鳴きます。そんなわかりやすいところが可愛いです」と教えてくれた。

反対に、ちょっと困っているところは、「仕事がはかどっているときに限って『かまって』と要求してくることでしょうか…。在宅ワークを始める前までは『職場に猫がいるなんて最高!』と思っていましたが、邪魔されるようになってから、その大変さが身にしみています(笑)。もちろん、大人しく寝てくれているときは最高の癒やしですが♪」とのこと。

今後、出産を控えているという麦ママさん。「赤ちゃんが生まれて元気に帰ってきたら、『出産・育児』漫画も描きたいと思っています」と、意欲を見せる。また、「赤ちゃんが生まれたら、必然的に麦との時間が減ってしまうなと思っています。でもできるだけ、麦には寂しい思いはさせたくない。なので麦はお兄ちゃんだと思って、きちんとスキンシップをとる時間も大事にしていきたいと思っています」と話してくれた。

赤ちゃんが生まれれば、ますますにぎやかになりそうな麦ママさん家族。これからも、麦ちゃんとの楽しい日々を見守りたい。

取材・文=上田芽依(エフィール)

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