自身が主人公のエッセイ漫画をTwitterに投稿している、をぎくぼ虫(@wogikubomushi)さん。当初は、身近に起きるおもしろい出来事を友達に伝えるために描いていた漫画だったが、髭にもじゃもじゃ頭という見た目も中身も濃いめなキャラクターがウケて、徐々にTwitterで注目されるように。今回は7月20日が「修学旅行の日」ということにちなんで、「修学旅行のお土産に木刀を買った思い出」という実体験漫画を紹介したい。
中学生のとき修学旅行で京都へ行った、をぎくぼ虫さん。当時は神社仏閣など歴史的なものに興味がなく、旅行唯一の楽しみだったのが「木刀を買う」こと。なぜ木刀なのかというと…お兄さんが京都の修学旅行土産で買ってきてくれた木刀に感動したからだという。京都へ向かう新幹線の車内でも頭の中は「木刀」のことでいっぱい。
京都に到着後、お土産屋さんへ直行すると、そこにはたくさんの木刀があり、テンションMAX！お兄さんがくれた短い木刀とは違う、長い木刀をゲットし、大満足でバスに戻ると…。
「おい…何を持ってるんだ」。生活指導で担任のS先生から声をかけられた、をぎくぼ虫さん。「木刀であります…」と答えると、「馬鹿野郎…お前、全っ然しおり読んでねぇな」と一喝。「何のことでしょうか…」と戸惑っていると…。
「はい没収」と取り上げられたものの、優しい先生は「帰ったら取りに来い」と声をかけてくれたことから、安心して旅行を満喫したをぎくぼ虫さん。さあ、この没収された木刀は普通なら無事に戻ってくるはずだが、をぎくぼ虫さんらしい結末やいかに⁉
修学旅行といえば、「木刀」「ペナント(観光地名などが書かれた三角形の旗)」「キーホルダー」などがお土産の定番だったアラフォー以上の世代にとっては、特に共感できる内容だったのではないだろうか。しかも、「木刀への憧れ」がさらに当時の男子中学生っぽく、懐かしく思った人もいるはず。
ちなみに、日本で初めて修学旅行という名の行事が実施されたのが、1889年の7月20日だったことから、それを記念して7月20日が「修学旅行の日」となったそう。
以前は、修学旅行先といえば京都・奈良などが定番であったが、イマドキの修学旅行は、民泊があったり、体験型のものがあったり、テーマパークへ行ったり…と多種多様になっているようだ。ともあれ、どの時代でも学生時代最大の行事ということには変わりない「修学旅行」、あなたはどんな思い出があるだろうか？
なぜかアクシデントが起こってしまう、をぎくぼ虫さんのクセ強めな日常を描いたエッセイ漫画。まだの方はぜひ、一気読みしてみて！短編ばかりなのでサクサク読めて、クスッと笑えるのでおすすめ♪
画像提供：をぎくぼ虫(@wogikubomushi)
