サイト内
ウェブ

【ふすまの穴】覗いてみたら「いつまで見てる気ですか?」そこにいるのは「誰?」目が離せない恐怖に「気になって読んじゃう!」と1.2万のいいね届く

  • 2022年7月8日
  • Walkerplus

連日の猛暑に夏バテ中の人も、体の内側から涼しくなれる怖~い話をお届けしよう!本作は、著作権フリー&無料配信のツイキャス「禍ちゃんねる 百怪忌念スペシャル」で語られた「扇風機の家」を大家(@ksyjkysk)さんが再構成し、漫画化したものだ。


大家(@ksyjkysk)さんといえば、これまでにウォーカープラスで「僕らの夏と灰」や「嵐の日の来客」などミステリーともオカルトともいえない奇妙な話を紹介し「鳥肌もの!」と話題を集めてきた。本作は怪奇ネタが元になっており、先に恐怖が待ち受けているものの読み進める手が止まらないのが特徴だ。


■割のいいアルバイトの中身は?
実家暮らしの主人公は、大学の夏休みにアルバイトをしたい。しかし、親は「勉強しろ」とアルバイトをすることにあまりいい顔をしない。お金もなく一日中家にいるのもつまらない主人公の元に、大学の友人から1本の電話がかかってきた。「親戚が留守の間だけ留守番をする」という住み込みかつ時給のいいバイトをしているという。

時間を持て余していた主人公がその家に行ってみると大豪邸!バイト代の他に生活費を別にもらっているという。お金もあるし、ゲームもやり放題!1人でつまらない友人とともに自由を楽しむことした。しかし、バイトは防犯上の理由で留守番をするだけではなかった。

頼まれたのは「夜11時になったら奥の和室にある扇風機をつけっぱなしにする」というもの。和室には、射的の景品のような小さなおもちゃがたくさん置かれていて、朝になると扇風機のせいで全部倒れてしまっている。

夜11時に扇風機をつけて、朝7時ごろに扇風機を切る。風量は「強」で、首ふりにする。その時に倒れてしまった小物を起こすのも仕事の一つだ。扇風機をつけて倒れたものを立てればいい。それだけの簡単な仕事だ。「なんでそんなことをするの?」と聞くも、友人はその理由を教えてくれなかった。

妙な宗教のようで気味が悪いと思っていた、ある夜。主人公が夜中に和室の前を通り過ぎると、小物が倒れる音がした。開けて立てようかと扉に手をかけたが「朝まで開けちゃダメなんだって」という、ルールを思い出してやめた。しかし、日に日に顔色が悪く、様子がおかしくなる友人が気になって仕方がない。

2人は、毎日リビングのソファで眠っていた。少しずつ様子がおかしくなってきた友人はリビングから和室が見えないようにソファを移動したことに気づく。そして主人公は、あの和室には何かがいると気づいてしまうのだが…。

「開けてはいけない」と言われると興味を抱いてしまうのが人間。作中に感じる妙な気配にも注目してほしい。本作は「怖いけど読んでしまう」「ゾクゾクした」などのコメントとともに、1.2万のいいねと5271リツイートを獲得している(2022年7月現在)。



画像提供:大家(@ksyjkysk)

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。

掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。
Copyright (c) 2024 KADOKAWA. All Rights Reserved.