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キャンプ場徹底解剖!「Alpen Outdoors しろとりフィールド」(岐阜県郡上市)|あのアルペンがプロデュースするキャンプ場

  • 2022年7月9日
  • Walkerplus

キャンプ用品専門店「Alpen Outdoors」がプロデュースした、岐阜県郡上市のキャンプ場「Alpen Outdoors しろとりフィールド」。スキー場「ウイングヒルズ白鳥リゾート」のグリーンシーズンを活用したキャンプ場で、2022年7月9日(土)のグランドオープン後も、長期的な視点でさまざまなエリアの開設を計画している。「Alpen Outdoors」の本気が垣間見える施設を現地取材し、その全貌を紹介する。

■【ロケーション】名古屋市内から約120分!トレッキングも楽しい絶好のエリア
「Alpen Outdoors しろとりフィールド」が位置するのは、ウィンタースポーツが盛んなことで知られるエリア。最寄りのICは東海北陸自動車道・白鳥ICまたは高鷲ICで、各ICから約30分で着く。キャンプ場の周辺には、長滝白山神社・長瀧寺や白山中居神社、阿弥陀ヶ滝など観光名所が点在し、白川郷や高山にもアクセスしやすい。また、キャンプ場をベースにして、標高1709メートルの大日ヶ岳トレッキングも楽しめる。

■【キャンプサイト】フォレストサイトやペット用サイトなど個性豊か!
スキー場を活用した広大なフィールドには、個性豊かな全38サイトがある。大きく分けると、1人用のソロサイト、車を横付けできるオートサイト、木々に囲まれたフォレストサイト、柵に囲まれたオートペットサイト、絶景を楽しめる眺望エリアのサイトの全5種類。ここでは取材時に開放していたサイトを紹介していく。

広さ約43〜54平方メートルのオートサイトは、土の上に平均3センチほどのビリ砂利が敷いてあるため、水はけ抜群。車を横付けできるので、大きな荷物の積み下ろしも問題ない。すぐに予約で埋まってしまうことも多く、特に管理棟から近いサイト8〜11が人気だ。

フォレストサイトは、木々が日差しを凌いでくれて、夏でも涼しく快適に過ごせる。車の横付けはできないが、荷下ろしのためサイト付近に一時的に駐車することは可能。広さ約30〜34平方メートルのA区画、約40平方メートルのB区画とC区画、広さ約54~74平方メートルのS区画がある。A区画とS区画はAC電源付き。また、S区画は管理棟から近いのもポイントだ。

2つあるオートペットサイトは、高さ約1.5メートルの柵に囲まれた、プライベート感満点の空間。広さも約136平方メートルと十分で、車の乗り入れもできる。ペット連れはもちろん、グループでキャンプをやりたい人や周囲の視線を気にせずに楽しみたい人にもおすすめだ。

スキー場の斜面を生かしつつ整地した眺望エリアには9サイトあり、どれも広さ約120平方メートルのゆったりとした設計になっている。こちらは車の横付けが可能。標高約1000メートルの場所にあり、開放感は抜群で、目の前には息を呑むような景色が広がる。高い場所にあるため星も美しく、こちらも人気となりそうだ。

■【各種設備】天然温泉や貸切露天風呂にも入れる!
キャンパーに大好評なのが天然温泉。敷地内に「天然温泉 満天の湯」があり、キャンプ場利用者は無料で入浴できる。営業時間は平日11時から20時まで、土日祝10時から21時まで。毎週火曜が定休だが、7月9日(土)から8月31日(水)までは無休で営業する。チェックアウト後に利用することもできるので、帰りに汗を流すのもおすすめ。

個室の貸切露天風呂もあり、キャンプ場利用者は通常の営業時間外である、21時30分から23時30分までと翌日7時30分から9時までの間、1部屋4000円で使える。全10室あり先着順となっているので、利用したい人は事前に予約しよう。

トイレや水場などはすべて「The BASE」と名付けられた管理棟にある。給湯器付きでお湯が使え、食器用洗剤などが完備されているのもうれしい。また、スタッフが24時間駐在していて、万が一のトラブルがあっても安心だ。何かと出入りすることが多いので、サイトを選ぶ際には管理棟との距離を頭に入れておこう。7月9日(土)以降は眺望エリアにもトイレが設置される。

受付は、駐車場脇にある受付棟にて行う。ここでは軽食も販売していて、「しょうゆフランク」(1本400円)や「ホットサンド」(500円)、「生ビール」(500円)などを用意。北海道の岩瀬牧場直送の「ソフトクリーム」(500円)は絶品だ。

これからキャンプデビューを考えている人におすすめしたいのが、朝食&夕食やレンタル品などがセットになった「手ぶらセット」。スタンダードプラン(1人5000円)とアップグレードプラン(1人8000円)があり、どちらも食事やキャンプ道具を用意する必要がなく、手ぶらで楽しめる。このサービスの魅力は、テントの設営や片付けまでやってもらえること。必要なのは夕食の調理くらいで、気軽にキャンプを満喫できる。

また、時間に余裕があれば星空鑑賞も楽しもう。毎週土曜を中心に、ゴンドラで1350メートルの山頂に上がって星空を楽しむ「宇宙ナイトツアー」(中学生以上2200円、3歳〜小学生1100円)を開催。キャンプ場利用者は通常価格より割引になる(中学生以上1500円、3歳~小学生700円)。星空の状況により運行しない場合もあるので、詳しくはウイングヒルズ白鳥リゾートの公式Instagramを確認しよう。運航日の前日昼に発表される。

■【おすすめポイント】絶景と温泉がたまらないキャンプ場
冬はスキー場としてにぎわう場所だけあって、眺望エリアや露天風呂から感動の景色が広がる。星空も美しく、「天空のキャンプ場」と言っても大袈裟ではない。キャンプ場で入る天然温泉も格別だ。「Alpen Outdoors」は“体験型アウトドアショップ”を掲げていて、「さまざまなアイテムに触れてもらい、ショップとキャンプ場を行き来して楽しんでもらう。そんなシナジー効果が生まれたら」とキャンプ場責任者の荻沼さん。ゆくゆくは新規エリアも計画しているとのこと。進化を続ける「Alpen Outdoors しろとりフィールド」の展開に今後も注目だ。


取材・文=初野正和/写真=古川寛二

※天候の状況により、2022年7月9日(土)のグランドオープン時にすべてのサイトがオープンしない場合があります。
※記事内の価格は特に記載がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。
※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症の影響で随時情報が変わる場合があります。ご利用の際はできるだけ事前確認をおすすめします。
※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

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