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作業着男子に舞い降りた“恋“!?「社員総出で恋をアシスト」熱いスクラムに白より尊いプラチナ企業「入社したい!」のビッグバン発動!

  • 2022年6月9日
  • Walkerplus

今回は、バズっている人気ツイート「ツイバズ」に速報されるほど話題になった窓拭き清掃という特殊な仕事を描いたコマkoma(@watagashi4)さんの「窓拭きお兄さんが告られておじさんたちが奮闘する話」をお届けする。注目して欲しいのは、つなぎ男子の淡い恋模様を描いたラブコメではなく、同僚や上司の見事な恋のアシストっぷりだ。

まるで男子校のようなノリで翔太の恋をナイスアシストする上司や同僚たちに「ここに勤めたい」「ホワイト企業もびっくりの白さ」と、読者の熱量も止まらない。冷静沈着に分析する経理の山本さんや新しい任務を翔太に与える社長など、個性的な面々が集う仲間たちついて、作者のコマさんに詳しい内部事情を伺った。

■出会いのない職場に突然落ちてきた“ラブ“展開
出会いのない特殊な職業の窓拭き清掃員。マンションの窓を拭いていると、突然携帯番号が書かたメモが翔太の前に!彼女の勇気に「OK」と清掃用具で返事をした翔太。しかし、メモった番号は作業が終わると汗で消えてしまっていた!どうやって彼女と連絡を取ればいいのか?彼女は何階に住んでいたっけ?と1人悶々としている翔太に、会社の人たちが走り出した恋を共に抱えながら、翔太にパスを繰り返していく。

――翔太の最初の「OK」は、どのような技を使っているんですか?

洗剤の泡で視界が見えなくなったところに、鏡文字で「OK」と描いている感じですね。翔太くんにしては、粋な返事だったと思います。

――(漫画家でもないのに、いらぬ質問ですが)漫画のコマ割り細かく設定させていないのにどんどん引き込まれるのがすごいのですが、コマさん独自のものですか?

描き方をあんまり意識したことはないのですが、会話は描いているうちにどんどん登場人物が喋ってくれるので、とくに前もって何を言わせようとは考えてはいないです。3ページくらい描いたら、思ってた話からどんどん外れてたりすることがよくあります。皆さんの反応を見て、そのへんは臨機応変に楽しんでノリで描いています。

実は、設定も完全に毎回後付けです。つじつまが合わなくても「細かいことはいいんです!」と経理の山本さんに押し切らせようと思ってます(笑)。この描き方はよく分からないですが、起承転結とかを意識してないので、4コマ漫画ではないのかな?


――カラーで見せるというのがWebならではと思いますが、そのあたり意識されているのでしょうか?

白黒よりも「色」があったほうが目に留まりやすいだろうなーと、毎回POPな色をつけています。

――職場は男性色が強いですね。窓拭き清掃員という特殊な職種を選んだのは何か理由がありますか?

スーツも好きなんですが、つなぎとか作業着の男性が昔から好きで…。女の子も制服着てる子に目がいっちゃいますね。あと意外とこういう作業着着てる人が出てくる漫画が少ないなー、読みたいなーと思っていたので、自家発電という感じです。

――この職場にいる皆さんの男子高生のようなノリのピュアな会話がツボです!日頃から会話をチェックしていたりしますか?

2歳下の弟がいるのですが昔から友達とワイワイ会話しているのが面白くて、隣でお酒飲みながらニコニコ聞いてました。なんというか異性がいない(私は壁)会話は面白いんですよねー。意外と下ネタとかにはいかなくて、政治の話をしたり、夢を語り合ったりしてて。たまに喧嘩したり。

――Twitterの読者コメントが面白いですね!熱烈といいますか、熱量がありました。「月曜日の憂鬱を吹き飛ばしてくれる」というコメントも同感です。皆さんのコメントは届いていますか?どのようなお気持ちですか?

Twitterに投稿して即コメントが返ってくるのが楽しくて漫画を描いている感じです。皆さん自分の体験や考えを織り交ぜて引用リツイートをしてくださるので、それを読んでさらに次の展開を考えたりしています。自分にはない視点に驚いたり、大方の予測の逆の展開を思いついたり、毎回とても楽しいです。名前なんかも丸投げしています。

――他にはどのような作品がありますか?

今は「窓拭きお兄さん」の漫画に出てきた脇キャラ・独身者の三宅さんを主人公にしてTwitterで続きを描いています。どうなるかは全く考えていません(笑)!!他には、「軍人婿さんと大根嫁さん」という同人誌をKindleとBOOTHで発売しています。近日中にコミカライズを担当した作品を連載予定です!そちらも読んでいただけると嬉しいです。

取材協力:コマkoma(@watagashi4)

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