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夜空に“アリガトウ”の文字、特別な思い出に!ドコモが閉校する小学校で「光の思い出ドローンショー」

  • 2022年4月4日
  • Walkerplus

NTTドコモ(以下、ドコモ)が、今年度で閉校する埼玉県の小川町立東小川小学校と共同し、同校の最後のイベントとして2022年3月25日に「光の思い出ドローンショー」を開催した。

ドコモでは、ドローンを活用したさまざまな取り組みを実施。今回は、ドローンを新たなコミュニケーションツールとして、閉校を迎える学校の児童、教職員、保護者、地域の人々が、校名や校舎がなくなってもつながり続けられるような思い出をつくりあげることを目指してドローンショーを企画した。各演出は同校の児童のアイデアをもとにドコモがドローン表現に落としこんだもので、東小川小学校とドコモとの共同制作作品となる。

東小川小学校最後となる修了式後に「光の思い出ドローンショー」を実施し、児童64名(欠席者1名)と教職員17名、保護者、地域の人々などを含めた約160名が集まり、ベランダや昇降口からショーを眺めた。東小川小学校での思い出を振り返るナレーションに合わせて、地上で同校児童の愛称である「ひがしっ子」の5文字がドローンの光で描かれると、静まり返った校舎に歓声が響く。

そこからドローンは上空へと飛び立ち、東小川小学校の児童の元気さを表す「スマイル」、全校児童が仲良しであることを表した「肩を組むシルエット」、同校を包む豊かな自然を表す「花」、児童の分け隔てのない優しさを表現する「ハート」、年間行事の中でも特に思い出深い運動会を表す「大玉送り」とひがしっ子祭を表す「風船」のアニメーションを夜空に浮かべた。

飛行中、突風に煽られ機体を大きく揺らすドローンに対して、「頑張れ!」などと声をかける児童の姿も見られ、ショーの成功に向けて開演後も児童一同は心をひとつにしていたという。

「私たちひがしっ子は、この学校を離れて次の学校に行っても、ひがしっ子らしく元気に頑張っていきます!」というナレーションとともに、児童が飼育していた国蝶、光のオオムラサキが夜空に羽を広げる。立体感のあるアニメーションで羽ばたく蝶の両翼が視界一面に広がると、その美しさに一同が息を呑んだ。

未来への羽ばたきを象徴した蝶は、やがて児童たちから東小川小学校に向けた想い「アリガトウ」の5文字へと変化。フィナーレとして、今回のショーのタイトルである「光の思い出ドローンショー」の文字花火と打ち上げ花火が上がると、一層大きな歓声が上がった。

ショーが終わると一同は視線を空から隣の友人たちへ移し、感謝の言葉や思い出を語らい合って、これからも東小川小学校の絆を大切にしていくことを確かめ合っていた。

東小川小学校の須郷校長先生は、「ドローンショーとそれに見入る子供たちを眺めながら、この東小川小学校で児童たちとともにしてきたいろいろな思い出を反芻せずにはいられませんでした。『アリガトウ』が浮かび上がり、『ああ、これでショーも終わりなのだ』と思った瞬間に、花火が咲く音がジーンと心に響いたときは、なんとも言えない気持ちになりました。新人の校長として赴任してきて3年目の今年、いよいよ閉校を迎えるにあたり、今日のドローンショーが終わることで私の大きな役目もまたひとつ終わる、そんな感慨に浸っています。今日のショーを終えて改めて思うのは、主催のNTTドコモさんをはじめ、たくさんの方々に一言で、『ありがとう』それだけです」とコメント。

また、担当者は次のように語っている。
「(今回の取り組みの狙いは?)これまでNTTドコモでは、新しいテクノロジーやツールを活用して、人と人とのコミュニケーション手法を生み出し、提供してきました。そこで今回は、産業などさまざまな分野での活躍が注目されているドローンを活用して、新しいコミュニケーションづくりにチャレンジしていきたいと考え、想いを伝えるドローンショーを企画しました」

「今回の取り組みのポイントは?)閉校を迎える東小川小学校のみなさんと一緒に、夜空へ描く世界にひとつだけのドローンショーをつくりました。児童のみなさんの想いの詰まった素敵なショーになっております。準備~当日までをスペシャルムービーにまとめておりますので、ぜひご覧いただき、ご一緒に想いを馳せていただければうれしいです」

「ユーザーへのメッセージは?)子供たちと一緒になってショーを作り上げていく過程で、『想いを伝える大切さ』と『伝えることの嬉しさ』を改めて感じることができました。これからもドコモは、ケータイだけではなく、さまざまな形で皆様のコミュニケーションを作っていきたいと思います」

新たなコミュニケーションのカタチとして、ドローンショーが人々の心に思い出を深く刻んだ。

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