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【漫画】「ただより怖いものはない」子供から受け取った“一輪の花”が引き起こす恐怖の物語

  • 2021年12月30日
  • Walkerplus

「ただより怖いものはない」という言葉があるように、知らない人から急に何かを渡されるのは不気味なもの。でも、それが子供から渡された小さな花だったら?今回は、そんな“一輪の花”が引き起こす恐怖の出来事を描いた漫画を紹介する。

この漫画を公開したのは、「想定外」「予測不能」なショートホラー漫画をSNSに投稿して話題を集め、Twitterに10.3万人以上ものフォロワーがいる漫画家・誰でもない(単行本発売中ダレ♂)(@daredemonaidare)さん。緻密な人物描写と伏線を効かせたストーリーが特長で、記事が公開されたあとはユーザーたちの“感想合戦”で盛り上がるのがお約束となっている。


「ゴクロウサマ」と題された本作は、主人公のれいなが見知らぬ子供から一輪の花を渡される場面から始まる。最初は、恋人に対して「私に一目惚れしたのかも」と茶化すれいなだったが、その一輪の花を部屋に飾るようになってから毎晩悪夢にうなされるようになって――。

心霊現象に怯えながらも毎日を送るれいなは、同居している彼氏に「毎晩、霊がいっぱいでてくる悪夢を見る」と告白。しかも、その霊たちが「ゴクロウサマ」みたいなことを言っているのだという。それを聞いた彼氏は「まさかこの部屋、事故物件とかじゃないよね!?」と心配するのだが、れいなは「(不動産会社から)…そんな説明はされていないな…」と答えるのだった。

そんな不安を抱えたなか、彼氏の出張を機に、今まで夢の中にしか現れなかったはずの幽霊たちが現実世界へと出没し始め、「これ夢じゃない」と絶望するれいなだったが、なぜか幽霊たちは花の周りには近寄らなくて…?「ゴクロウサマ」の真の意味が分かった時の恐怖は格別だ。

この漫画を読んだ読者からは、「怖い怖いよ〜」「怖い怖い怖い」と恐怖を感じるコメントが。また、「どんどん増殖してる…?」「服も靴も同じ…」と気付いてはいけないことに気付いた読者も多く、知れば知るほどホラー感を増す演出が見所だ。背景に登場する電信柱のチラシなど細かいところにも恐怖を煽る演出がなされている。

どんでん返しのある不思議な話も、純粋にホラーな話も両方面白いのが誰でもないさんの漫画。みなさんも、道端で不思議な植物をくれる子供には用心した方がいいかも…。


取材協力:誰でもない(単行本発売中ダレ♂)(@daredemonaidare)

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