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ミニチュアサイズの「誘惑の多い受験生の部屋」がリアル!作家の“あったらいいな”が詰まった世界

  • 2021年12月7日
  • Walkerplus

近年、大人のコレクターズアイテムとして注目を集めるミニチュアアートの世界。SNSを通じて、じわじわと注目されている。今回は、コンビニ商品をメインに制作している小さいもの倶楽部さんにインタビュー。コロナ禍における創作活動について語ってもらった。

■コンビニ商品、デスク周り…好きなものをミニチュアで表現
――小さいもの倶楽部さんの作品といえば、リアルなコンビニ商品のミニチュアが印象的ですが、これまでで一番反響が大きかった作品はどれでしょうか?また、最近の作品で反響の大きかったものも教えてください。

【小さいもの倶楽部】最も反響があったのは、以前と変わらずホットスナックの入った什器の作品です。

ただ、最近制作した「誘惑の多い受験生の部屋」と、コンビニ陳列棚にサラダが入った写真の反響もかなりありました。

――最近の投稿を見るとコンビニ商品だけでなく、デスク周りの作品も制作されている印象です。

【小さいもの倶楽部】少し前に家具のガチャガチャを集めるのにハマりまして、私も家具を作りたい!と思って、システムデスクを作り始めたんですね。その流れで、せっかくなら私が住みたい理想の部屋を作ろうと思い立ち、そこにテーマがあった方がおもしろいなと。それで「誘惑の多い受験生の部屋」ができたのですが、流れで作り始めたのであまり深い意味はないです(笑)。

――デスク周りの作品を制作するにあたってのこだわりはありますか?

【小さいもの倶楽部】私の好きを詰め込んだ作品なので、「こういう小物があったらいいな」というのを作るようにしています。あとは、自分の実体験を踏まえて、勉強中にゲームや本の誘惑に負けてしまうというような、共感できそうな受験生あるあるを入れながら制作しました。

家具や小物を調べる工程もワクワクしましたし、試行錯誤して「こういう小物や家具があったらかわいいな」と思って作るのは、楽しかったです。

■制作の工程も発信!見た人にわかりやすく、楽しんでもらうための工夫とは
――コロナ禍において、ミニチュア制作に対する変化はありましたか?

【小さいもの倶楽部】対面イベントに出展できなくなったので、ネットでの販売が増えたと思います。イベントなど締め切りが決まっていた方がやる気が出るので、締め切りのない状態が続き、制作数は減ってしまいました。

あとは、コロナ禍でミニチュア作家さんたちと会って情報交換したり、ランチをしたりすることが難しくなってしまったのが、リフレッシュできなくて地味に辛いですね。コロナ禍が収束したら、また気兼ねなくランチをしたいです。

――最後に、今後の活動予定を教えてください。

【小さいもの倶楽部】今後も、引き続きコンビニのお店を拡張していきたいです。制作途中の冷凍食品什器を完成させるのと、コンビニお菓子(スナック菓子やチョコ菓子など)のコーナーを作っていきたいと思います。そうは言いつつも、また部屋が作りたくなったら作るかもしれません(笑)。

情勢を見つつ、また対面イベントを中心に活動できたらいいなと思います。

取材・文=於ありさ

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