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京都国際映画祭が無事閉幕!初のリアルとオンラインの「ハイブリッド」形式に11万人

  • 2021年10月26日
  • Walkerplus

京都市で開催された「京都国際映画祭2021」の授賞式が10月17日によしもと祇園花月で行われた。今年は新型コロナウイルス感染症の影響を受けて、オンラインと実地をあわせた初の「ハイブリッド」形式での開催となった。

■桐谷健太、三船敏郎賞受賞に「一方的に親近感」
国際的な活躍を期待される俳優に贈られる三船敏郎賞は桐谷健太が受賞。授賞式では司会の木村祐一からの無茶ぶりにも応えCMソング「海の声」を歌うパフォーマンスを見せて会場を沸かせた。

受賞理由となった舞台「醉いどれ天使」では、その強い迫力が映画版の三船を彷彿させるところがあったからなのだという。

桐谷は「すごく、ほんとにすごく嬉しいです」と語り、幼少のころから役者の世界に憧れていたことを振り返り「でも、どうやったら役者になれるのか分からなくて、強い思いだけがどんどん表情に出てきたんでしょうね。たくさんの人に『目がギラギラしてるね』って言われました。中には『往年の三船敏郎みたいやな』って言われることもありました」と一方的に親近感を持っていたことを打ち明けた。

■牧野省三賞には「全裸監督」の武正晴監督
日本映画の創造と発展に寄与した映画人に対して贈られる牧野省三賞は武正晴監督が受賞。2014年安藤サクラ主演の「百円の恋」で注目を集めた武監督は、近年ではNetflixのドラマ「全裸監督」での大きな反響も記憶に新しい。受賞式では「コロナやネット配信など時代は変わっていっていますけど、今回の受賞で『映画』にこだわった作品を作っていきたい」と宣言している。

■倉科カナ「来年こそはディスタンスのない映画祭に」
10月11日から17日までの7日間にオンラインプログラムの視聴、舞台挨拶や展示などリアルで会場の来場は11万人を記録した今回の京都国際映画祭。

アンバサダーを務めた倉科カナは今回の実地とオンライン配信を合わせたイベントに「オンラインという形を取り入れて、映画やアートを全て伝えたいという想いがすごく詰まった映画祭になったと思います」とコメント。

世界中に発信できるオンラインの長所を語りつつも「来年こそは皆さんとディスタンスをとることなく、触れ合いながら楽しめる映画祭になれば」と呼びかけた。

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