にほんブログ村「コミックエッセイ」ランキングでTOP10に入るなど人気を博している、元アルコール依存症のアラサーOL・かどなしまるさん(「お酒がないと××できません」/@marukadonashi)。新卒で入った会社で人間関係に悩み、「ダメだ」とわかっていながらも、お酒を飲んでから出勤するようになってしまったという。その体験記を新たに描き下ろしてもらったマンガをウォーカープラスで連載中。友達の誘いで占いに行き、自分の現在地がはっきり見えてきた第18話の掲載に合わせ、当時の心境を振り返る。 ※アルコール依存症は完治しない病と言われています。著者の個人的な見解で、一番ひどい状態にあった過去と区別するためにタイトルで「元アルコール依存症」と謳っていますが、著者自身も自分の依存症が完治したとは思っていません。
――占い師という全く知らない方に、自分のことを話すこと/話されることについて抵抗はありませんでしたか?
占い師さんはそれこそどんな悩みも聞いてきた百戦錬磨なイメージなので、抵抗はありませんでした。むしろ全然知らない人に自分の話をしてもらうことって、なかなかに楽しいことだと思えて、ワクワクしました。
――ミドリさんに自分のことを話すことと、占い師の方に自分のことを話すことにはどんな違いがありましたか?
アドバイスが友達目線じゃないのが新鮮でした。友達に話すときには、「こんなことまで聞いてもらっていいのかな…負担にならないかな」と相手に嫌われたくないがためにいろいろ考えてしまって、言葉を選びながら話していた部分がありました。しかし占い師さんの場合、仕事だし、話を聞いてもらって、アドバイスもらってナンボだと思ったので、話したいことはどんどん話すことができ、質問もすらすら出てきました。
取材協力:かどなしまる(「お酒がないと××できません」/@marukadonashi)
※飲酒の際は、食物をとりながら、自身にとって適切な量をゆっくりとお楽しみください。自分で飲酒の量やタイミングをコントロールできず、お悩みの場合は、専門の医療機関を受診してください。
※20歳未満の飲酒は法律で禁じられています。