「好立地、ぞくぞく。」をスローガンに掲げ、東京、名古屋、福岡を中心に不動産業を展開している株式会社オープンハウスグループが、10月1日に関西初進出。“戸建て=アート”をテーマとした、生活提案型のショールーム「LIFE DESIGN PARK 大阪梅田（梅田営業センター）」と「天王寺営業センター」の2店舗を同時にオープンした。そこで今回は、「LIFE DESIGN PARK 大阪梅田」を編集部がレポート。新しい生活様式へのニーズに応えるため、取り入れられた工夫について紹介しよう。
■共働き＆在宅時間が増加。ワークスペースの需要に応える工夫
新型コロナウイルス感染症の影響で在宅時間が長くなり、暮らしと住まいを見直す機会が増え、間取りから内装までこだわってカスタマイズした住宅ニーズが高まっている。そんな現代においてより良い提案ができるように開かれたショールームが、「LIFE DESIGN PARK 大阪梅田」だ。 仲介店舗となる梅田営業センターとショールームの併設はグループでも初の試みだという。
1998年頃を境に専業主婦世帯を上回り、現在では7割が共働き世帯に。世帯収入が増加してきた一方で、土地やマンションの価格も上昇。そこで株式会社オープンハウスが各都市で培った、限られた敷地を有効活用する設計力と企画力で、大阪でも“手頃な価格かつ好立地”の住宅を実現し、新しい暮らしに最適な住まいを提案している。
また、共働きの増加とコロナ禍でのリモートワークの普及、そして子育てとの両立により、集中して仕事に取り組めるワークスペースの需要が急増。そこで、店内には実際にワークスペースを体験できるブースが設置されている。個室のような環境で集中したい人から、部屋の一角にデスクを設けることで子供達の様子を見守りながら仕事をしたい人まで、それぞれの生活に合わせたワークスペースを相談することができる。
キッチンや風呂、トイレといった水回りに収納まで、一挙に見てられるほか、ドアや壁材、クロスに床材などの内装材のサンプルを展示。好みに応じた組み合わせは、1兆パターン以上から選択できるという。
さらに、店内にあるモデルハウスには玄関から1階部分のリビングや階段下のサンプルも設けられ、都会のど真ん中で戸建てを実感することができる。
都心部の好立地でありながらリーズナブルな価格の住宅を提供してきた株式会社オープンハウスらしく、梅田という都心部でショールームを見ながら住まいの相談ができる、画期的な施設だった。新しい生活に合わせた住まいを検討している人は、ぜひ買い物のついでや仕事終わりに見学してみてはいかがだろうか。
取材・文＝大西健斗
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