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P&Gが教える“環境サステナビリティ” オンライン授業にティモンディと小学生が参加

  • 2021年8月18日
  • Walkerplus

8月16日、P&Gジャパン合同会社の夏休み特別企画として、小学生の子供たちが参加するイベント「みんなでサステナブルな未来を考えるオンライン特別授業」が開催。ゲストとしてお笑いコンビ・ ティモンディ(高岸宏行、前田裕太)が登場し、子供たちと一緒に「環境サステナビリティ」や「平等な機会とインクルーシブな世界の実現(イクオリティ&インクルージョン=E&I)」を学んだ。

このオンライン授業では、P&Gジャパンの執行役員 広報渉外本部 シニア ディレクターの住友聡子氏が講師を務め、同社の取り組みを紹介。また、環境サステナビリティや、人々の多様な考え方、個性の違いを認め合い受け入れるE&I、LGBTQ+や障害、人種などさまざまなマイノリティに対する理解者・支援者である「アライ」について、理解を深められるようクイズやディスカッションを行った。

そんな同イベントに、「みんなと一緒に学びたい」「明るい未来を作りたいと思いながらも分からないことだらけ」とティモンディも参加。まず、環境サステナビリティを学ぶパートで出題された「3つの英語の頭文字を表した『3R』として正しいのは『リデュース』『リユース』『リラックス』のどれ?」とのクイズに回答した。

この問題に「引っかけ問題みたいなもの?答えは『リデュース』と『リユース』と『リサイクル』?」と回答し、見事に正解した前田。住友氏は「『3R』は、ごみそのものを減らす『リデュース』、何回も繰り返して使う『リユース』、廃棄物から資源を再度回収して利用する『リサイクル』の総称。他に、『5R』で『リフューズ』『リペア』という考え方もあります」と解説し、高岸は「ものを大切にするためのキーワードなんですね~」と納得の表情を浮かべていた。

また、「水のムダ使いが地球温暖化につながる?」という問題では、参加した小学生全員が「マル」のサインを送り、正解。住友氏は「みなさんのお家に水を届けるためには電力が必要なのですが、エネルギーを使うと、地球温暖化の原因となる二酸化炭素が排出されます。その二酸化炭素などの温室効果ガスが増えていくと地球が暖かくなってしまうんです」と話し、前田は「蛇口をひねると水が出てくるけど、そのシステムを理解していなかったです。自分の行動が地球にどんな影響を与えるか分かるので、これは良い授業ですね」と、理解を深めて笑顔に。高岸は「世界中の人たちが使うと相当な量になりますもんね」と付け加えていた。

さらに、「日本は国民1人当たりのプラスチックごみの排出量が世界で5番目に多い?」のクイズには、「もっと人口が多い国が他にもあるから、世界で5番目よりは頑張っているんじゃないかな。7~10番目くらいであってほしいな」「日本は5000番目くらいじゃないかなと信じたい」といった理由から「バツ」と回答した前田・高岸のコンビ。

答えは「バツ」で合っていたのだが、「残念ながら日本は世界で2番目に多く、1人当たりのごみはアメリカの次に多いんです」との説明を聞き、2人はショックを隠せない様子に。住友氏の「先ほどの『3R』に取り組むことで順位を変えていけるかもしれません」とのアドバイスを受けると、高岸は「やればできる!」と、お決まりのフレーズで意気込んでいた。

その後、オリンピックのワールドワイドパートナーである同社は、使用済みプラスチック容器を再利用して製作した東京2020大会の表彰台を紹介(東京2020組織委員会主催「使い捨てプラスチックを再生利用した表彰台プロジェクト~みんなの表彰台プロジェクト~」に事業協力者として参画)。表彰台完成までのプロセスを映像で振り返った。

そして、この“表彰台プロジェクト”のときのように「使用済み容器を集めるためにはどうすればいいか」、また、「集めたものをどのようなものに再利用したいか」というアイデアを参加した子供たちから募集。すると「使い終わったペットボトルと洗剤を交換してもらう」「ペットボトルを再利用してサーフボードを作ったらいいと思う」「靴や下敷き、ベンチなど身近なものに作り変えたら」「あまり見かけないので、もっといろんなところにプラスチック容器用のごみ箱を置くといいと思う」「商品のCMなどで呼びかける」といった、さまざまな名答が続出。一方、前田は「みんながピュアに考えてくれているところ悪いのですが、大人はお金に弱いので(笑)。プラスチックをお金に換えていただく」、高岸は「1日プラスチックになってみる」と回答し、笑いを誘った。

続いて、経営戦略の一環として、平等な機会とインクルーシブな世界の実現(イクオリティ&インクルージョン=E&I)を掲げ、“多様な社員一人ひとりが能力を最大限に発揮できる組織作り”に取り組む同社は、子供たちにも分かるようにE&Iを解説。

住友氏は、「東京2020のオリンピックは、206の国と地域から1万人以上が参加していました。テレビを見ていて、参加者は肌の色、言語、年齢もバラバラだったのが分かったんじゃないかなと思います。これは、ダイバーシティ(多様性)、イクオリティ(平等な機会)につながっていくもの。これから始まるパラリンピックもそうですが、国も文化も大切にしていることも違う人たちが、みんな同じ条件で等しく競争をしていることに気づくと思います。そして試合が終わると、先ほどまでライバル同士だった選手たちが、助け合ったり励まし合ったりしている姿も見ることができます。このように、みんなが違うという状況がダイバーシティですし、違うんだけれど同じ条件で戦うというのがイクオリティということ。お互いに違うんだけれど、その違いを認め合って称え合っていくというのがインクルージョン(多様な人々が十分に能力を発揮できるようにすること)…という風に考えていくと、少し分かってくるのではないかと思います」と話した。

さらに、“私たち一人ひとりが、お互いへの思いやりや愛を行動に移すことができれば、世界はもっと良くなる”という想いのもと、グローバルでキャンペーン「Lead with Love」を展開する同社の考えに賛同するプロ車いすテニスプレイヤーの国枝慎吾選手が、メッセージビデオで「思いやりの気持ちを持つことは大切。1人の人間としてどうありたいかを考えて、少しでも実行してほしい」とコメント。これを受け、高岸は「みんなに優しさを振りまくことのできる“思いやり人間”になる!」と、こぶしを掲げて、決意を新たにしていた。

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