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“キュートなパリの住人”にくぎ付け!絵本からひもとく「リサとガスパール」の魅力

  • 2021年7月2日
  • Walkerplus

ウサギでもない、犬でもない…“とびきりキュートなパリの住人”リサとガスパール。遊びもいたずらもいつも一緒の2人は、とっても仲良し。今回は、そんなリサとガスパールのことをもっと知るために、かわいくてユーモアたっぷりな絵本の世界を紹介しよう。

「リサとガスパール」は、アン・グットマン(文)、ゲオルグ・ハレンスレーベン(絵)夫妻によるフランスの絵本シリーズ。小説家だった父の影響で、絵本の創作活動を始めたアンが、出版社でデザインの仕事をしているときにゲオルグと出会い、結婚。1999年に、夫と共に「リサとガスパール」シリーズを作り上げた。

■うさぎでも犬でもない、「パリの住人」の2人
ほわほわの白いからだにつぶらな黒目、赤いマフラーがお似合いのリサは、好奇心いっぱいで、ハプニングが起こっても「私ってあったまいい!」とトラブルを乗り切っちゃう、おしゃまな女の子。

リサは、パパとママ、お姉ちゃんと妹の5人家族。お姉ちゃんとはケンカもするけど、5人そろって旅行やピクニックにおでかけする仲良しファミリー。そんなリサ一家は、パリにあるポンピドゥー・センターのパイプの中にこっそり住みついているのだとか。絵本「リサのおうち」には、休館日に、館内を大冒険するリサの様子が描かれている。

一方、黒いからだに青いマフラー、赤いお鼻がチャームポイントのガスパール。初めは、転校生であるリサのことが気に入らず、取っ組み合いのケンカもしたけど、本当は優しくてナイーブな男の子だ。

ガスパールは、パパとママ、お兄ちゃんと妹の5人家族。優しくて旅行好きなパパとママは、みんなをヴェニス旅行に連れて行ってくれたり、ガスパールが入院したときには大きなプレゼントをくれたりした。

■マフラーの色は逆だった⁉知られざる2人の秘密とは
元々は、リサが青、ガスパールが赤のマフラーをしていたことを知っているだろうか?絵本「リサとガスパールのであい」には、学校に転校してきたリサが、ひょんなことからガスパールと取っ組み合いのケンカになってしまい、仲直りするまでが描かれている。赤と青のマフラーが“逆になった”秘密が分かる内容となっており、かわいらしい2人の姿を見ることができる。

ちなみに絵本の中では、リサとガスパール、その家族以外はみんな人間という、ちょっと不思議な世界に。2人が通っているのももちろん人間の学校。人間に混ざって遊んだり勉強したりする2人の姿にも注目してみてほしい。

■ユーモアたっぷりの物語に癒やされよう
ほかにも、東京にやってきたリサとガスパールを描く「リサとガスパールとうきょうへいく」や、学校のクラスに新しい転校生がやってくる「リサとガスパールのちいさなともだち」、パリの公園の雰囲気を感じられる「リサとガスパールのピクニック」や、初めての飛行機での一人旅でちょっぴり緊張気味のリサを描いた「リサ ひこうきにのる」など、魅力的なエピソードが盛りだくさんの同絵本シリーズ。

子供から大人まで、幅広い世代から人気を集めるリサとガスパール。2人の物語が気になった人は、ぜひ、絵本を手に取ってみて!

(C) 2021 Anne Gutman & Georg Hallensleben / Hachette Livre

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