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山里亮太も驚愕… 挑戦者も「地獄を見た」と語る大激戦!「DRAGON CHEF 2021」サバイバルラウンドを徹底レポート

  • 2021年6月16日
  • Walkerplus

40歳未満の若き料理人の中からNo.1を決める料理人オーディション番組「DRAGON CHEF 2021」。4月24日から放送がスタートした同番組では、エリア予選を勝ち上がった16人の腕利きのシェフが集結し決勝への切符をかけて戦う「サバイバルラウンド」が開催中だ。今回は第8回放送の模様をリポートする。

優勝賞金1000万円と若手料理人No.1をかけ、毎回熾烈な料理バトルが繰り広げられるドラゴンシェフ。サバイバルラウンドでは、同番組の総監督を務める須賀洋介シェフが出す課題に料理人たちが挑み、負けた料理人はその時点で脱落していく。応募総数761人の中からここまで勝ち上がった16名のファイナリストだが、現時点ですでに10名が姿を消し、残っているのは6名。決勝ラウンドに向け、さらに厳しい戦いが展開される。

■テーマは「フードロス」!普段使わない端材を料理に昇華

第8回のテーマは「フードロス」。年間およそ2500万トンにのぼる日本の食品廃棄物のうち、実に4分の1近くがまだ食べられる食材といわれるなど、現代社会において重大な問題の1つとなっているフードロス。今回は「キャベツの芯」「鯛のアラ」「食パンの耳」の3つの“端材”が課題の食材として与えられ、若き料理人たちが食材の新たな可能性に挑むこととなった。

第8回の調理では、暫定6位の下國伸シェフ(北海道代表)が対戦する2名のシェフを指名し、3名のうち、今回の対決でもっとも成績の低かった料理人が脱落となる。前回、前々回に引き続き3連戦となった下國シェフは「いろいろな経験をさせてもらい、厳しいお言葉もいただいて地獄を見たつもりでいますので、もう何も怖くないです」と対決前の意気込みを語り、対戦相手に暫定1位の山下泰史シェフ(福岡代表)と2位の三和慎吾シェフ(山口代表)を指名。「激しめの下克上を見せようかなと」と、柔和な表情とは裏腹に挑戦的な様子をにじませた。

須賀シェフと今回のゲスト審査員である国際政治学者の三浦瑠麗さん、「日本料理かんだ」のオーナーシェフ・神田裕行さんが見守るなか、45分の調理対決がスタート。普段はほとんど使うことのない食材で、3つの食材をすべて使う必要はないだけに、課題食材の取捨選択や、調理のアイデアとアプローチが問われる今回の調理。須賀シェフが「キャベツの芯がこんなにかわいくもなる。面白そう」と評する一幕があるなど、まさに三者三様の食材の活かし方に、番組MCの山里亮太も「(端材も)全然使えるんですね!」と感嘆の声を上げた。

■料理の味では1位でも…フードロスというテーマならではの結末に

試食審査では、審査員から「もう少し酸味があるといいですね」「一品のダイナミズムとしては少し弱いかな」といったサバイバルラウンドならではの厳しい要望も上がる一方、「東京の一流のフレンチに出てきてもおかしくない」といった絶賛のコメントが飛び出る場面も。審査結果発表でも須賀シェフが「本当に悩んだ」と語るほどの大接戦となった。

審査結果は、1位に下國シェフが選ばれ、見事最下位から暫定1位への下剋上を果たす恰好に。2位には山下シェフが選ばれ、3位の三和シェフは今回脱落が決定した。

須賀シェフは審査の決め手について「下國さんはフードロスという観点をしっかり意識されて、余計なうまみを足さない。今回のテーマに1番沿っていた」と話す一方、三和シェフには「おいしさだけで言ったら全会一致で一番おいしかった」としながらも、フードロスというテーマの観点からすると、テーマ素材以外からの足し算が多かったことを敗因に挙げた。また、2位の山下シェフには「バランスがあまりよくなかった」と、須賀シェフは今回の料理が“失敗”だったと明言。その上で、次回以降の飛躍への期待をかけた。

敗れた三和シェフは、結果に対して「悔しいですね。2人には頑張っていただきたいです」と、目に涙を浮かべながら悔しさをにじませた。

「DRAGON CHEF 2021」サバイバルラウンドの模様は、ABCテレビ(関西ローカル)で放送されるほか、「ABEMA」でも同時間帯に配信。第8回を終えて、残るシェフはわずか5名に。次回、涙を呑むことになる挑戦者は誰か。下位からの下剋上はあったのか。気になる審査結果は6月19日(土)の放送をお楽しみに!

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