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新時代における“密”を考える、和歌山県和歌山市の和歌山県立近代美術館で「疎密考」開催

  • 2021年5月10日
  • Walkerplus

和歌山県和歌山市の和歌山県立近代美術館で、企画展「疎密考」が5月30日(日)まで開催している。観覧料は、一般520円、大学生300円、高校生以下、65歳以上、障がい者、県内に在学中の外国人留学生は無料。

2020年からの新型コロナウイルスの感染拡大により、全世界で人々の暮らしが一変。感染症拡大防止のために、「密」を避けて社会的距離を保つことが叫ばれ、普段の生活の中で他人との距離や、自らの置かれた空間を否応なしに意識させられている。

これまでも多くの作家が、空間というテーマに対峙し、多様な視点からアプローチしてきた。その中でも「疎密」は、作品の性質を決定づける重要な要素のひとつだ。本展では、人のいる風景や誰もいない風景に表れた疎密、余白あるいは集積による疎密などを表現した作品を紹介。空間における人やものの距離とそれらの関係について見つめ直す内容となっている。

また、5月30日(日)には関連事業として解説付きコンサート「クラシック音楽と疎密」を開催予定。神戸市室内管弦楽団首席ヴァイオリン奏者の西尾恵子氏と音楽ジャーナリストの岩野裕一による、音楽と疎密についての関係についての話が聞ける。

気兼ねなく「密」になれた時代から「新しい生活様式」に順応せざるを得ないこの時代を、企画展「疎密考」で見つめ直してみよう。

■新型コロナウイルス感染拡大予防対策
【屋内・屋外区分】
屋内
【スタッフ対策】
手洗い・うがい・手指消毒/マスク着用/定期検温・体調管理の徹底/距離を意識した接客
【施設・会場内の対策】
窓口等に飛沫防止パーティション設置/キャッシュレス対応予定/定期的な換気/共有部分の定期的な消毒/消毒液設置
【来館者へのお願い】
三密回避/体調不良時・濃厚接触者の来館自粛/咳エチケット/入館時・退館時の手指消毒・検温/マスク着用

※取材時点の情報です。新型コロナウイルス感染拡大予防対策・その他の最新情報は、公式サイト等でご確認ください。

※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

※記事内の価格はすべて税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。

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