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日本中の「これは疲れてるな…」をマンガに。謎すぎる行動に共感&爆笑間違いなし!

  • 2021年4月22日
  • Walkerplus

自身の経験やフォロワーからの体験談をもとに「疲れてる」をテーマして、Instagramにマンガを投稿しているたくまるさん。「同じことをやったことがある」「分かるわ~!」といった共感のコメントが続々寄せられ、中には“いいね!”が4万を超える作品もあるほどだ。マンガを描き、投稿しはじめたきっかけや、今後の目標などについて聞いてみた。

■悶々としたインスタ徘徊からマンガを描くことに
大阪府出身で、現在は東京都を拠点に、会社員、YouTuber(ぐっぴん)、漫画家として、二足ならぬ三足もの草鞋(わらじ)を履いて活動するたくまるさん。マンガは3年前から描き始めた。「2018年の5月頃からInstagramにマンガを投稿し始めました。以前からイラストを描いて投稿をしていたのですが、全然見てもらえなくて。『どうしたら自分の絵をもっと見てもらえるようになるのか?』と、Instagram内を徘徊しながら悶々と考えていました。そんな時に、マンガを投稿しているユーザーさんを見かけたんです。すごい数の“いいね!”が付いていて、フォロワーさんも多く、『これだ!』と思いました(笑)。それからは需要と供給を意識しながらマンガを描いています」。

■約2万“いいね!”をきっかけに「疲れてる」をシリーズ化
「疲れてる」をテーマにしたマンガが多くのインスタユーザーに注目され、現在のフォロワー数は7万人を突破。「もともと『あるあるネタ』や『家族や日常ネタ』を中心にマンガを描いていました。『〇〇な瞬間』というシリーズもよく描いていたのですが、『あぁ…疲れてるなと思う瞬間』という記事を初めて投稿した時に、いつもより多い約2万の“いいね!”をいただいたことをきっかけに『疲れてる』のシリーズ化を決めました」。

そこで気になるのは、多くの“いいね!”を獲得している、画風や表現へのこだわりだ。「『疲れてるシリーズ』は学生さんから社会人、主婦まで幅広い層に“刺さるネタ”だと思っています。ですが、シュールなネタもありますので、なるべく多くの方に伝わるように、わかりやすくをモットーにマンガを描いています。画風などは意外とコロコロ変わっていまして、正直まだ発展途上というところ。今は落ち着いているのですが、今後も絵のテイストは変わっていく可能性はあるので、そこも楽しみに見ていただければ幸いです」と話してくれた。

■世界中の疲れているネタは3年分あり
Instagramには週1で投稿し、現在「疲れてるシリーズ」は70作品以上が楽しめる。反響を聞くと、「記事単体でのコメント欄や“いいね!”、フォロワー数の増加で、反響の良し悪しは感じられます。ローカル感での盛り上がりといいますか、シュールなものが大好きな方たちがおもしろく見てくれているんだなと実感し、うれしいかぎりです。自分もシュールな笑いや出来事が好きなので。あとは勤め先の会社で『たくまるのマンガ描いてますよね?』って声をかけてもらったり、妻の友達が見ているなど、意外と身近で見てくれている人が多くてビックリしています」。

また「ネタ探しでいうと、苦労はまったくありません。いつもInstagramのストーリー投稿で視聴者の方からネタを募集するのですが、1回で3年分ぐらいのネタが集まるほどです。本当にありがたいです。以前はマンガを描く上で葛藤はありましたが、今はもう振り切りました。もう自分は『世界中の疲れている話を漫画にする人なんだ』と受け入れるようになりました(笑)」とも。

■「疲れてる話」で日本中の人を元気付けたい
現在30歳(1991年生まれ)のたくまるさん。今後の目標を聞くと、「『疲れてる話』をマンガにしている漫画家はおそらく日本でも僕だけだと思うので、これを強みに今後も日本中の疲れている話をマンガにして、働いている皆さまや学生さんを少しでも元気付けられたらいいなと思っています。あとは書籍化を目指したいですね。Instagramでマンガを描いている人でもちらほら書籍化している人がいるので、自分も!とは夢見ています(笑)」と語ってくれた。

パワフルな絵のタッチにも元気がもらえるたくまるさんのマンガ。どの作品もクスッと笑え、ホッと癒される話も。隙間時間に読めるシンプルな展開もフォロワーに支持されている理由なので、書籍化も期待したい。

またYoutubeでは、たくまるさん(YouTubeネームぐっぴん)3人家族が軽快な関西弁で展開するチャンネル「ぐっぴんさんち」を投稿しているので、こちらもぜひ!

取材・文=下八重順子

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