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陶芸作家によるタイルの表現に注目、岐阜県多治見市で「タイル考~陶芸の視座より」開催

  • 2021年4月15日
  • Walkerplus

岐阜県多治見市の多治見市モザイクタイルミュージアムで企画展「タイル考~陶芸の視座より」が6月27日(日)まで開催中。観覧料は一般310円、高校生以下無料。

「『タイル』は是迄一定の呼称なく化粧煉瓦、貼付煉瓦、装飾煉瓦、貼瓦、敷瓦等種々なる名称を用ひたるも今後は総て統一的に『タイル』なる名称をもって取引する事」。これは1922年(大正11年)に東京で開かれた全国タイル業者大会において、全会一致で可決された提案だ。以降、日本で「タイル」といえば、建築物の表面を覆う、焼き物でできた比較的薄い建材全般を示すようになった。

同時期、京都の陶磁器試験所では、タイルをはじめとする陶製の建築装飾の研究が積極的に進められ、大正後期から昭和初期にかけては全国的にタイルが注目され、定義やその在り方が研究されていた。戦後には岡本太郎をはじめとするアーティストがモザイクタイルを表現に取り入れたこともあったが、工業製品のように量産される建材の一種というイメージが固定化されていった。

本展では、コロナ禍の閉塞感からの脱却を願って、第一線で活躍する陶芸作家に新作の出品を依頼し、それに応じた人気若手作家から熟練作家までの作品を展示。焼き物の技術による表現を生業とする作家が、大量生産される製品の「タイル」にどのような可能性を見出すのかに注目だ。

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【その他】
土日祝日は入館予約制

※取材時点の情報です。新型コロナウイルス感染拡大予防対策・その他の最新情報は、公式サイト等でご確認ください。

※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

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